Chapter 3. 予兆
とある設計事務所・・・
「ほら、この間依頼を受けた案件だけどさ、君もだいぶ仕事に慣れたきただろうから、自分で提案書作ってみるか。」
「課長、何言っているんですか。まだまだ初心者ですよ。クライアントの要求も今一つぼやっとしてましたし・・・」
「まあ、最初はそんなもんだよ。そういえば、俺が8年位前だったか、同じような案件の提案書を作ったことがあるから、それが参考になると思うよ。まあ、真似する必要はないから、使えそうなところだけ使ってもらえばいいよ。」
「そうですか。じゃ、やってみようかな。データはサーバーに入ってるんですか。」
「ああ、プロジェクトのフォルダーに入っているから・・・」
部下はPCに向かい、資料を探し始めた。
「課長、資料、見つからないですね。」
「なんだって。プロジェクトのフォルダーに年度ごとのサブフォルダーを作って保管しているはずだか・・・」
「課長、6年前のフォルダーまではあるんですけど、それより前はないですね。」
「えっ、誰か消したのかな。そんなことをする奴はいないと思うが・・・。」
「あ、課長、そういえば、情報システムからサーバーの容量がいっぱいいっぱいなんで、不要なファイルは消してくれって通達出てましたね。」
「そうだな。それを真に受けて誰かが消したのかな。情報システムが勝手にデータを削除することはないだろうし・・・。まあ、文書管理基準では保管期限は6年だったはずだから問題はないが・・・」
「課長、大丈夫です。ほかの提案書を参考に作ってみますよ。いずれやらないといけないことですから・・・」
「あー、頑張ってみてくれ。」
「ほら、この間依頼を受けた案件だけどさ、君もだいぶ仕事に慣れたきただろうから、自分で提案書作ってみるか。」
「課長、何言っているんですか。まだまだ初心者ですよ。クライアントの要求も今一つぼやっとしてましたし・・・」
「まあ、最初はそんなもんだよ。そういえば、俺が8年位前だったか、同じような案件の提案書を作ったことがあるから、それが参考になると思うよ。まあ、真似する必要はないから、使えそうなところだけ使ってもらえばいいよ。」
「そうですか。じゃ、やってみようかな。データはサーバーに入ってるんですか。」
「ああ、プロジェクトのフォルダーに入っているから・・・」
部下はPCに向かい、資料を探し始めた。
「課長、資料、見つからないですね。」
「なんだって。プロジェクトのフォルダーに年度ごとのサブフォルダーを作って保管しているはずだか・・・」
「課長、6年前のフォルダーまではあるんですけど、それより前はないですね。」
「えっ、誰か消したのかな。そんなことをする奴はいないと思うが・・・。」
「あ、課長、そういえば、情報システムからサーバーの容量がいっぱいいっぱいなんで、不要なファイルは消してくれって通達出てましたね。」
「そうだな。それを真に受けて誰かが消したのかな。情報システムが勝手にデータを削除することはないだろうし・・・。まあ、文書管理基準では保管期限は6年だったはずだから問題はないが・・・」
「課長、大丈夫です。ほかの提案書を参考に作ってみますよ。いずれやらないといけないことですから・・・」
「あー、頑張ってみてくれ。」
