ビクトリーラーメンマンシリーズ第10弾 草原の星
俺は会社から支給された調査船で、2週間ほどの距離にあるアケルナル星系の第4惑星へと向かった。調査船には、操縦席、寝室と簡易シャワー室があり、俺にとっては豪華すぎると思っていたが、この調査船は、宇宙航行はもちろん、大気圏中も移動でき、さらに着陸した場所でホテル代わりにもなることを考えれば、会社として案外安上がりなのかもしれないと最近は思い始めていた。
第4惑星の唯一の宇宙港に着陸すると、そこからは見渡す限りのハーブ園が広がっており、なんとなくミントのようなハーブ特有の香りを含んだ風が吹き抜けていた。第4惑星はこの宇宙港がある大陸を中心に農地開拓が進んでいる。寒冷な気候のため高木は育たず、大型の哺乳類や猛禽類も存在しない。せいぜいネズミ程度の大きさの草食の哺乳類と小型の鳥類が生息する程度だ。赤道付近に海洋があるが、漁業はそれほど盛んではない。現在は、夏の季節のため青々とハーブが茂っている。
「ん・・・」
俺は駐機場のあちらこちらの空中がかすんでいるのが見えた。あれはなんだと思っていると、そのかすみは俺のほうに移動してきた。
「わぁー!」
虫だ。いわゆる蚊柱というやつだ。俺は思わず、腕を大きく動かして虫を追い払った。草原の星というくらいだから、吹き抜ける風が草原を揺らすような、さわやかなイメージかと思ったら、案外、面倒くさそうな星のようだ。
俺は新たな食材を求めて調査船でいろいろな町へ移動した。そして、その町の農家や食堂で聞き込みを行ったが、一般的なハーブの話しか出てこず、新たな食材は出てこなかった。俺は調査範囲を広げ、開拓地のフロンティアの町へたどり着いた。その町には、町はずれに小さな食堂があった。俺は丁度昼飯時でもあり、聞き込み方々、その食堂に入ってみることにした。
第4惑星の唯一の宇宙港に着陸すると、そこからは見渡す限りのハーブ園が広がっており、なんとなくミントのようなハーブ特有の香りを含んだ風が吹き抜けていた。第4惑星はこの宇宙港がある大陸を中心に農地開拓が進んでいる。寒冷な気候のため高木は育たず、大型の哺乳類や猛禽類も存在しない。せいぜいネズミ程度の大きさの草食の哺乳類と小型の鳥類が生息する程度だ。赤道付近に海洋があるが、漁業はそれほど盛んではない。現在は、夏の季節のため青々とハーブが茂っている。
「ん・・・」
俺は駐機場のあちらこちらの空中がかすんでいるのが見えた。あれはなんだと思っていると、そのかすみは俺のほうに移動してきた。
「わぁー!」
虫だ。いわゆる蚊柱というやつだ。俺は思わず、腕を大きく動かして虫を追い払った。草原の星というくらいだから、吹き抜ける風が草原を揺らすような、さわやかなイメージかと思ったら、案外、面倒くさそうな星のようだ。
俺は新たな食材を求めて調査船でいろいろな町へ移動した。そして、その町の農家や食堂で聞き込みを行ったが、一般的なハーブの話しか出てこず、新たな食材は出てこなかった。俺は調査範囲を広げ、開拓地のフロンティアの町へたどり着いた。その町には、町はずれに小さな食堂があった。俺は丁度昼飯時でもあり、聞き込み方々、その食堂に入ってみることにした。
