【バランシング・ダンジョン】コレクター
そしてレベルが20に上がったとき、コレクターのツボに新たな機能が備わった。
「ん、モンスターコレクション機能だと?」
戦闘中にアイテムとしてツボを使うと、敵モンスターを取り込めるらしい。そしてそのモンスターを呼び出すと、召喚獣として一緒に戦ってくれるという、どっかで聞いたような機能だった。実際に使ってみると、自分のキャラ以外に何匹でもモンスターを召喚できるため、ソロ攻略でもチーム戦が展開できた。
「すごい。これなら30階までのソロ攻略は楽勝だな・・・」
確かに楽勝だった。コレクター自体の強さは剣士よりも劣るが、余分な食料による早いレベルアップと、召喚獣による攻撃と回復があるため、総合力はかなり上回っていた。
そして、遂に地下31階での雪辱のチーム戦のリベンジを迎えた。折しも、チーム戦に入る直前にレベルが40に上がり、再びコレクターのツボに新たな機能が加わっていた。
「ユーザーコレクション機能、なんだぁ?」
いつものことながらバランシング・ダンジョンは説明が少ない。ユーザーが好きなものを選択して集められるということだろうか。使ってみるしかなさそうだ。
俺は5人編成のチームの一員となり、再び地下31階に挑んでいた。今回は、剣士とプロテクター2名が前方で、コレクターという職業のせいか俺は中盤におり、後方はヒーラーと魔法使い2名が固めていた。俺は中盤の位置自体に満足していた。これなら真っ先に死ぬということはないだろう。
地下31階の攻略には俺の召喚獣も加わり、かなり順調に進めることができた。そして因縁のフロアボスに辿り着いた。今回現れたフロアボスは巨大な怪鳥だった。俺は、ここぞとばかり、コレクターのツボのユーザーコレクションを発動した。発動に関するオプションは全くなく、ただ発動ボタンがあるだけだった。
「よし、発動!」
突然、画面から前方の剣士とプロテクターが消えた。
「ん、何が起こった?なんで消えた?」
画面隅に表示されているコレクターのツボの格納品の一番上に、剣士とプロテクターが追加されていた。どうやら、自分のより前にいるユーザーを格納してしまう機能だったらしい。
俺は期せずしてフロアボスの正面に立つことになった。そして再び死を覚悟した。
おしまい
「ん、モンスターコレクション機能だと?」
戦闘中にアイテムとしてツボを使うと、敵モンスターを取り込めるらしい。そしてそのモンスターを呼び出すと、召喚獣として一緒に戦ってくれるという、どっかで聞いたような機能だった。実際に使ってみると、自分のキャラ以外に何匹でもモンスターを召喚できるため、ソロ攻略でもチーム戦が展開できた。
「すごい。これなら30階までのソロ攻略は楽勝だな・・・」
確かに楽勝だった。コレクター自体の強さは剣士よりも劣るが、余分な食料による早いレベルアップと、召喚獣による攻撃と回復があるため、総合力はかなり上回っていた。
そして、遂に地下31階での雪辱のチーム戦のリベンジを迎えた。折しも、チーム戦に入る直前にレベルが40に上がり、再びコレクターのツボに新たな機能が加わっていた。
「ユーザーコレクション機能、なんだぁ?」
いつものことながらバランシング・ダンジョンは説明が少ない。ユーザーが好きなものを選択して集められるということだろうか。使ってみるしかなさそうだ。
俺は5人編成のチームの一員となり、再び地下31階に挑んでいた。今回は、剣士とプロテクター2名が前方で、コレクターという職業のせいか俺は中盤におり、後方はヒーラーと魔法使い2名が固めていた。俺は中盤の位置自体に満足していた。これなら真っ先に死ぬということはないだろう。
地下31階の攻略には俺の召喚獣も加わり、かなり順調に進めることができた。そして因縁のフロアボスに辿り着いた。今回現れたフロアボスは巨大な怪鳥だった。俺は、ここぞとばかり、コレクターのツボのユーザーコレクションを発動した。発動に関するオプションは全くなく、ただ発動ボタンがあるだけだった。
「よし、発動!」
突然、画面から前方の剣士とプロテクターが消えた。
「ん、何が起こった?なんで消えた?」
画面隅に表示されているコレクターのツボの格納品の一番上に、剣士とプロテクターが追加されていた。どうやら、自分のより前にいるユーザーを格納してしまう機能だったらしい。
俺は期せずしてフロアボスの正面に立つことになった。そして再び死を覚悟した。
おしまい
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