【異星人外交官】原子力用語辞典
【異星人外交官】原子力用語辞典
-修.
「所長、1時間ほど前に探知した来訪者ですが、現在、距離2000km、毎秒約10kmで接近中、3分程で到着する予定です。」
「早いな、減速の兆候はないのか。速度を保ったまま激突されると、この宇宙港はクレーターになってしまうが・・・」
「減速の兆候はありません。いや、毎秒1kmに減速。突然ですね。到着まで、10秒、3、2、1。」
発着床からかなり離れた地下に設けられた、宇宙港のオペレーションルームにドドーンという鈍い音が響き渡った。
「衝突したか?」
「いえ、普通に着陸していますね。今の音は、音速を超えて接近してきたことで生じた衝撃波のようです。ん、浮いている・・・。所長、宇宙船は3mほど浮かんでいます。」
所長が見つめる宇宙港の発着床を映したディスプレイには、メタリックボディの涙滴型の宇宙船が3mほど浮かんで止まっていた。外観はのっぺりとした鏡面で凹凸が全くない。
「うーん、昔のSF映画にでも出てきそうな外観だな。」
「そうですね。大きさは長さ100m、縦横50mと平均的です。着陸脚もハッチも噴射口も何もないですね。」
銀河連邦のエージェントとして最初の異星人が地球に来訪して以来、毎年のように次々と新たな異星人が表敬訪問するようになった。このため、地球政府は宇宙港に異星人専門の外交機関を設置した。
最初の異星人は地球の言語を研究し、公用語で通信してきた。しかし、それに続いて来訪する異星人達はお構いなしに自分たちの言語とコミュニケーション手段で話かけてきた。その手段は音声以外にも、電磁波、重力波、接触型など多様を極めた。
このため、この外交機関は、異星人を出迎えるよりも、むしろコミュニケーション手段と言語の解析が主なミッションとなっていた。
-修.
「所長、1時間ほど前に探知した来訪者ですが、現在、距離2000km、毎秒約10kmで接近中、3分程で到着する予定です。」
「早いな、減速の兆候はないのか。速度を保ったまま激突されると、この宇宙港はクレーターになってしまうが・・・」
「減速の兆候はありません。いや、毎秒1kmに減速。突然ですね。到着まで、10秒、3、2、1。」
発着床からかなり離れた地下に設けられた、宇宙港のオペレーションルームにドドーンという鈍い音が響き渡った。
「衝突したか?」
「いえ、普通に着陸していますね。今の音は、音速を超えて接近してきたことで生じた衝撃波のようです。ん、浮いている・・・。所長、宇宙船は3mほど浮かんでいます。」
所長が見つめる宇宙港の発着床を映したディスプレイには、メタリックボディの涙滴型の宇宙船が3mほど浮かんで止まっていた。外観はのっぺりとした鏡面で凹凸が全くない。
「うーん、昔のSF映画にでも出てきそうな外観だな。」
「そうですね。大きさは長さ100m、縦横50mと平均的です。着陸脚もハッチも噴射口も何もないですね。」
銀河連邦のエージェントとして最初の異星人が地球に来訪して以来、毎年のように次々と新たな異星人が表敬訪問するようになった。このため、地球政府は宇宙港に異星人専門の外交機関を設置した。
最初の異星人は地球の言語を研究し、公用語で通信してきた。しかし、それに続いて来訪する異星人達はお構いなしに自分たちの言語とコミュニケーション手段で話かけてきた。その手段は音声以外にも、電磁波、重力波、接触型など多様を極めた。
このため、この外交機関は、異星人を出迎えるよりも、むしろコミュニケーション手段と言語の解析が主なミッションとなっていた。
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