家政婦 No.META 格闘キーボード
その後1週間、毎日10分程度ミータに相手をしてもらった結果、徐々に入力できる文字数も増えていき、そろそろ本格的に仕事に使えるレベルに近づいてきたように思えた。体重はほとんど変わらないが、毎日筋肉痛になるところを見るといい運動になっているようだ。眠りも深い。
俺は、今日のトレーニングを終え、寝室でベッドに転がってネットを見ていた。ミータは妻にも同じ話をしたようで、妻も俺のトレーニングの後ミータに相手をしてもらっていた。どちらかと言えば、妻の方がはまっているようで俺よりも長い時間トレーニングなのか、文字入力なのかを行っている。リビングからは妻のパンチなのか、キックなのか、「バンッ、バンッ、ドスッ、ドスッ、・・・」と音が続いている。
妻は最近役職が上がったようで、家での仕事量も増えていた。お互い仕事の深い内容を話すことはないが、日頃の妻のリモートワークの様子を見ていると責任も重くなっているようだ。俺はふと思い立って、妻がどのような文章を打っているのか見てみることにした。俺は自分用のヘルメットを被り、寝室のドアを少し開け、ミータの頭上に入力された文章を見た。そこには・・・。
「女だからってなめんなよ!! くそっ、セクハラ部長が!
うっとーしーわ! てめぇなんざ、とっとと辞めてどっか行っちまえ!」
妻も大変なようだ。ミータの会社がこのような使い方を想定していたかは不明だが、これはこれで良いのかも知れない。俺はミータがくれた正規利用契約書を探し始めた。
おしまい
俺は、今日のトレーニングを終え、寝室でベッドに転がってネットを見ていた。ミータは妻にも同じ話をしたようで、妻も俺のトレーニングの後ミータに相手をしてもらっていた。どちらかと言えば、妻の方がはまっているようで俺よりも長い時間トレーニングなのか、文字入力なのかを行っている。リビングからは妻のパンチなのか、キックなのか、「バンッ、バンッ、ドスッ、ドスッ、・・・」と音が続いている。
妻は最近役職が上がったようで、家での仕事量も増えていた。お互い仕事の深い内容を話すことはないが、日頃の妻のリモートワークの様子を見ていると責任も重くなっているようだ。俺はふと思い立って、妻がどのような文章を打っているのか見てみることにした。俺は自分用のヘルメットを被り、寝室のドアを少し開け、ミータの頭上に入力された文章を見た。そこには・・・。
「女だからってなめんなよ!! くそっ、セクハラ部長が!
うっとーしーわ! てめぇなんざ、とっとと辞めてどっか行っちまえ!」
妻も大変なようだ。ミータの会社がこのような使い方を想定していたかは不明だが、これはこれで良いのかも知れない。俺はミータがくれた正規利用契約書を探し始めた。
おしまい
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