エレベーターダンジョン
俺はベッドに寝ころび、このエレベーターダンジョンをいかに抜け出すかをゆっくり考えることにした。入口と出口まで一筆書きで辿れる2次元の迷路であれば、壁に沿って歩けばいずれ出口に達することができるだろう。
しかし、ここは3次元だ。最初のエレベーターを起点エレベーターと考えるとして、1階の右隣のエレベーターが、3階の右隣のエレベーターと同じとは限らない。右隣のエレベーターの3階は新たなエレベーターにしか接続していないかもしれない。そもそも、乗るたびにエレベーターの構造や行く先が変わるとしたら、戦略の立てようがない。しかし、ビジネスホテルのようなフロアがどのエレベーターにもあるとすれば、あまり深く考えなくてもいいかもしれない。
俺は少しの間考えたが、どうせ結論は出ないとあきらめ、レーションと水を持って探索を始めることにした。たまたまリュックに入れていたノートに、起点エレベーターを第1層と書き、各階の様子を書き留めた。他のエレベーターを第2層、エレベーターホールで乗り換えるたびに1層ずつ増やして記録していけば、どこを探索したか記録を残すことができそうだと考えた。最大の懸念は、自分がどこにいるか分からなくなると記録が全く役に立たなくなることだった。もし、扉や床に何かマーキングできれば良いのだが、残念ながらそれができそうな道具は持ち合わせていなかった。
俺は1階に戻り、次々とエレベーターを乗り換えながら、各階の様子をメモしていった。しかし、基本的には起点エレベーターと同様、エレベーターホールと、大自然と、ホテルフロアの組み合わせであった。エレベーターによっては2階しかないものもあれば、70階ほどの階数があるものもあった。また、展望エレベーターもあり、エレベーターの外には人や車が往来する都会の雑踏が見えたが、外に出ることはできなかった。
しかし、ここは3次元だ。最初のエレベーターを起点エレベーターと考えるとして、1階の右隣のエレベーターが、3階の右隣のエレベーターと同じとは限らない。右隣のエレベーターの3階は新たなエレベーターにしか接続していないかもしれない。そもそも、乗るたびにエレベーターの構造や行く先が変わるとしたら、戦略の立てようがない。しかし、ビジネスホテルのようなフロアがどのエレベーターにもあるとすれば、あまり深く考えなくてもいいかもしれない。
俺は少しの間考えたが、どうせ結論は出ないとあきらめ、レーションと水を持って探索を始めることにした。たまたまリュックに入れていたノートに、起点エレベーターを第1層と書き、各階の様子を書き留めた。他のエレベーターを第2層、エレベーターホールで乗り換えるたびに1層ずつ増やして記録していけば、どこを探索したか記録を残すことができそうだと考えた。最大の懸念は、自分がどこにいるか分からなくなると記録が全く役に立たなくなることだった。もし、扉や床に何かマーキングできれば良いのだが、残念ながらそれができそうな道具は持ち合わせていなかった。
俺は1階に戻り、次々とエレベーターを乗り換えながら、各階の様子をメモしていった。しかし、基本的には起点エレベーターと同様、エレベーターホールと、大自然と、ホテルフロアの組み合わせであった。エレベーターによっては2階しかないものもあれば、70階ほどの階数があるものもあった。また、展望エレベーターもあり、エレベーターの外には人や車が往来する都会の雑踏が見えたが、外に出ることはできなかった。
