ビクトリーラーメンマンシリーズ第7弾 スウィーツな・・・
「シャルロットケーキを作ったパティシエさんですか。」
「はい、そうですけど・・・」
そう答えたパティシエは、まだ幼さの残る顔立ちの女性だった。
「私、ビクトリー・ラーメン社の甲斐と言いますが、シャルロットケーキのデコレーションがあまりにすごかったので、少しお話を伺いたいと思いまして・・・」
「そうでしたか。実は私の属する民族では、スウィーツは神に捧げる供物でして、味はもちろんですが、デコレーションにも相当なこだわりを持っております。今回は大海原をモチーフにしたデコレーションでした。残念ながら予選落ちしましたので、私も修業が足らなかったと反省しているところです。デコレーションにご興味があるようでしたら、決勝用に練習したサンプルもご覧になりますか。」
そういって若いパティシエは冷蔵庫から新たなケーキを持ち出してきた。それは、種々の色のベリーにオレンジや真っ赤なクリームが添えられており、全体として炎を表しているようだった。俺はまたしても、めらめらと燃える炎を見ているような感覚となっていた。
「大丈夫ですか。ずっと見つめられていましたけど・・・」
「あ、すみません。まただ・・・」
「動いているように見えました?」
「え、そうですね。さっきの海原も、今度の炎も動いているように感じました。」
「そうですか。良かった。感受性の強い方にはデコレーションに込めた力が伝わったようですね。」
「力?」
「私たちの民族はデコレーションに力を込めることができるのです。今回のグランプリはこの力で優勝できると思ってきたのですが、審査員の方々の感受性が低かったようで・・・」
俺はこのパティシエの言うことが理解できなかったが、俺の今まで経験から判断して、すごいカードを引き当てたようだ。
「はい、そうですけど・・・」
そう答えたパティシエは、まだ幼さの残る顔立ちの女性だった。
「私、ビクトリー・ラーメン社の甲斐と言いますが、シャルロットケーキのデコレーションがあまりにすごかったので、少しお話を伺いたいと思いまして・・・」
「そうでしたか。実は私の属する民族では、スウィーツは神に捧げる供物でして、味はもちろんですが、デコレーションにも相当なこだわりを持っております。今回は大海原をモチーフにしたデコレーションでした。残念ながら予選落ちしましたので、私も修業が足らなかったと反省しているところです。デコレーションにご興味があるようでしたら、決勝用に練習したサンプルもご覧になりますか。」
そういって若いパティシエは冷蔵庫から新たなケーキを持ち出してきた。それは、種々の色のベリーにオレンジや真っ赤なクリームが添えられており、全体として炎を表しているようだった。俺はまたしても、めらめらと燃える炎を見ているような感覚となっていた。
「大丈夫ですか。ずっと見つめられていましたけど・・・」
「あ、すみません。まただ・・・」
「動いているように見えました?」
「え、そうですね。さっきの海原も、今度の炎も動いているように感じました。」
「そうですか。良かった。感受性の強い方にはデコレーションに込めた力が伝わったようですね。」
「力?」
「私たちの民族はデコレーションに力を込めることができるのです。今回のグランプリはこの力で優勝できると思ってきたのですが、審査員の方々の感受性が低かったようで・・・」
俺はこのパティシエの言うことが理解できなかったが、俺の今まで経験から判断して、すごいカードを引き当てたようだ。
