技術資産互換性保護原則

 ここで筆者が提唱するのが表題の「技術資産互換性保護原則」である。技術資産がすべてアッパーコンパチブルとなっていれば、植民船が植民済の星に寄港しようと、辺境の地で宇宙船が故障しようと、そこで調達した部品やソフトウエアが最新の宇宙船でも使えるようになっていれば、長期間に亘る宙行も安心して行えるようになるだろう。そして、現代においても古いパソコンを始めとする技術資産が永久に(少なくとも今よりは長く)使えるようになるのではないだろうか。
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