ショートタイムリーパー
ある夏の日、翔はゼミで知り合った芽依を誘い、遊園地に初デートに来ていた。いくつか乗り物に乗った後、ベンチでソフトクリームを食べようということになり、翔がキッチンカーにソフトクリームを買いに行った。そして、まさにソフトクリームを芽衣に渡そうとした瞬間、翔は芽衣の笑顔を一瞬見つめてしまい、体勢を崩して、あろうことかソフトクリームの芽衣の胸に塗りつけてしまった。
「翔君、何やってるのよ・・・、もう。」
芽衣はやんわりとした口調だったが相当怒ったに違いない。少なくとも翔の評価は地に落ちたことだろう。翔は、これは自分の一生に関わる一大事と思い能力を使うことにした。
「戻れ!」
「翔君、何やってるのよ・・・、もう。」
芽衣はやんわりとした口調だったが相当怒ったに違いない。少なくとも翔の評価は地に落ちたことだろう。翔は、これは自分の一生に関わる一大事と思い能力を使うことにした。
「戻れ!」