N博士の目覚まし時計
エージェントは投資家へ説明する必要があったため、少し不安があったが試してみることにした。N博士はエージェントを研究室の中のソファに横たわるように勧め、装置をいじりだした。
「では、目覚ましを行うぞ、えい!。」
N博士は装置のボタンを押した。その瞬間、エージェントは一瞬宙に浮いた感じがしてベッドに落ちたように感じた。
「す、すごい!ちゃんと重力制御できているじゃないですか・・・・。これなら奥様も目を覚ますでしょう。」
「それだけではないぞ。君が感じたように、この装置の周囲数Kmにもこの作用は及んでいるのだ。」
「え、それじゃ空中とか地中とかにも影響が及ぶんですか。」
「そうだ、その通り。もし地中にドラゴンが眠っていたら、そいつも目を覚ますだろう。」
「そ、それはすごいですね。」
エージェントは、なんでドラゴン?と思いつつもN博士の機嫌を損ねないよう話を合わせた。その時、そばに置いてあった装置が突然動き出し、研究室の壁を打ち破って研究室を飛び出していった。
「いったいどうしたんですか。」
エージェントは突然の事態にN博士に尋ねた。
「うーん、よくわからんが私がドラゴンがどうのと言ったので、それに反応して目覚まし時計自体がドラゴン討伐に目覚めたのかもしれんな。まさに『目覚めし時計』だな。は、は、は、は・・・。」
何が「目覚めし時計」だ、N博士は何を作っているんだろうか。エージェントはN博士がすごいのかどうかますますわからなくなったが、少なくとも投資家への説明は絶望的だと悟った。
おしまい
「では、目覚ましを行うぞ、えい!。」
N博士は装置のボタンを押した。その瞬間、エージェントは一瞬宙に浮いた感じがしてベッドに落ちたように感じた。
「す、すごい!ちゃんと重力制御できているじゃないですか・・・・。これなら奥様も目を覚ますでしょう。」
「それだけではないぞ。君が感じたように、この装置の周囲数Kmにもこの作用は及んでいるのだ。」
「え、それじゃ空中とか地中とかにも影響が及ぶんですか。」
「そうだ、その通り。もし地中にドラゴンが眠っていたら、そいつも目を覚ますだろう。」
「そ、それはすごいですね。」
エージェントは、なんでドラゴン?と思いつつもN博士の機嫌を損ねないよう話を合わせた。その時、そばに置いてあった装置が突然動き出し、研究室の壁を打ち破って研究室を飛び出していった。
「いったいどうしたんですか。」
エージェントは突然の事態にN博士に尋ねた。
「うーん、よくわからんが私がドラゴンがどうのと言ったので、それに反応して目覚まし時計自体がドラゴン討伐に目覚めたのかもしれんな。まさに『目覚めし時計』だな。は、は、は、は・・・。」
何が「目覚めし時計」だ、N博士は何を作っているんだろうか。エージェントはN博士がすごいのかどうかますますわからなくなったが、少なくとも投資家への説明は絶望的だと悟った。
おしまい
3/3ページ
