シンデレラ・フルムーン
朝陽君にはお見通しのようだ。彼も今年で卒業なので、この講義は受けているのだろう。この際、結婚を申し込んでみるか・・・。いやいや、撃沈が関の山だろう。
「芽衣ちゃん、どうするの、って言っても難しいか。いきなり子持ちになるんだからね。」
「はぁー。」
わたしは返す言葉もなかった。その通りだ。学生の身には重たすぎる。わたしが黙っていると朝陽君が話を続けてくれた。
「困ってるなら、相談に乗ろうか。」
「え、何。朝陽君、何かしてくれるの。」
「うん、そうだね。僕も22歳になるからね。22歳になったら男は精子の提供義務があるんだよ。講義でも言ってただろ。」
わたしは女側の義務のことで頭がいっぱいになっていたようだ。人工授精という制度があるなら、男性側に精子の提供義務があるのもおかしくはない。
「そうなんだー。なんか大変そうだね。」
「いやいや女性の義務に比べたら軽いもんだろうね。なんかエロビデオ見ながら、抜かないといけないらしい。なんか、むなしいよね。もちろん、拒否する道もあるけど税金が増えるから生活は苦しくなるみたい。」
男は男で大変なようだ。
「で、朝陽君はどうするの。」
「まあ、精子提供の方が簡単なのかーと思ってるんだけどね。」
「ふーん。」
確かに子供ができるよりは随分負担が軽そうだ。
「でもね、結婚しないとやっぱり税金が高くなるんだよ。自分の老後は自分で面倒見ろってことなのかな。」
朝陽君も同じ結論に達していたようだ。
「それで、芽依ちゃんに提案なんだけど、僕たち結婚しない?まだ卒業もしていないし、就職も決まってないし、学生結婚になるけど。僕じゃ力不足かな。」
確かに朝陽君の言う通り、朝陽君がちゃんと就職できるのか、どうなるのかわからない。学生の分際で結婚なんて早すぎるのかも知れない。これは賭けだ。しかし・・・。
「あー、わたしも朝陽君と結婚できないかなー、と思ってたんだ。」
「そうなんだ、良かったぁ。実は断られるんじゃないかとドキドキしてたんだ。」
「芽衣ちゃん、どうするの、って言っても難しいか。いきなり子持ちになるんだからね。」
「はぁー。」
わたしは返す言葉もなかった。その通りだ。学生の身には重たすぎる。わたしが黙っていると朝陽君が話を続けてくれた。
「困ってるなら、相談に乗ろうか。」
「え、何。朝陽君、何かしてくれるの。」
「うん、そうだね。僕も22歳になるからね。22歳になったら男は精子の提供義務があるんだよ。講義でも言ってただろ。」
わたしは女側の義務のことで頭がいっぱいになっていたようだ。人工授精という制度があるなら、男性側に精子の提供義務があるのもおかしくはない。
「そうなんだー。なんか大変そうだね。」
「いやいや女性の義務に比べたら軽いもんだろうね。なんかエロビデオ見ながら、抜かないといけないらしい。なんか、むなしいよね。もちろん、拒否する道もあるけど税金が増えるから生活は苦しくなるみたい。」
男は男で大変なようだ。
「で、朝陽君はどうするの。」
「まあ、精子提供の方が簡単なのかーと思ってるんだけどね。」
「ふーん。」
確かに子供ができるよりは随分負担が軽そうだ。
「でもね、結婚しないとやっぱり税金が高くなるんだよ。自分の老後は自分で面倒見ろってことなのかな。」
朝陽君も同じ結論に達していたようだ。
「それで、芽依ちゃんに提案なんだけど、僕たち結婚しない?まだ卒業もしていないし、就職も決まってないし、学生結婚になるけど。僕じゃ力不足かな。」
確かに朝陽君の言う通り、朝陽君がちゃんと就職できるのか、どうなるのかわからない。学生の分際で結婚なんて早すぎるのかも知れない。これは賭けだ。しかし・・・。
「あー、わたしも朝陽君と結婚できないかなー、と思ってたんだ。」
「そうなんだ、良かったぁ。実は断られるんじゃないかとドキドキしてたんだ。」
