現世転生
俺は会社を出て社員寮に向かった。こんなに反応がなくてもいいものだろうか。舞い上がっていたのは俺だけということか。俺はてっきり転生したものだと思っていたが、変わったのは俺だけで周りは何も変わっていなかった。これは単なる性転換、転性というべきかもしれない。
また、いつか女から男に戻る日が来るのだろうか、俺はそんなことを考えつつ、社員寮に入った。
社員寮は、1階が食堂などの共用スペース、その上の階は男性と女性でフロアが別れている。俺の部屋は503号室、5階は男性フロアになっている。
「ん・・・」
俺はエレベーターの5階のボタンを押そうとして、その横に貼られたシールに違和感を覚えた。
「女性フロア・・・」
今朝は男性フロアだったのに、女性フロアになっている。俺は急いで部屋のキーを取り出して確認した。キーのタグには503と書かれている。
「間違いない・・・」
今日は俺も女になっているので、女性フロアをうろついても怪しまれることはなかろう。俺は、とりあえず、503号室に行ってみることにした。
そして503号室のドアを開けると、そこはどうみても女性の部屋になっていた。なんとなくピンク色の多い内装や道具、花柄のカーテン、かわいいぬいぐるみ・・・。
「俺の部屋なのか・・・」
おそるおそるタンスの中も見てみた。そこには女物のブラやパンティが入っていた。
「んんん・・・、何かおかしい・・・」
俺は今朝、男から女に変わったと思っていたが、間違っているのではないだろうか。もしや、俺はこの世界ではもともと女で過ごしていて、精神のみがこの世界の女性の俺に移ったということなのではないか。
「やはり転生、俺が女として生きていた世界への転生ということなのか・・・」
俺は思い立って、スマホを取り出し、SNSを開いた、そこには今より髪の短い女性の俺が知らない女友達と映っていた。こちらの世界では女性としての30年間の人生があるわけだ・・・。
女初心者の俺が、交友関係も、メイクも、おしゃれも、体の管理も今まで通りこなしていかなければならないということだ、現世に転生したばっかりに・・・。
おしまい
また、いつか女から男に戻る日が来るのだろうか、俺はそんなことを考えつつ、社員寮に入った。
社員寮は、1階が食堂などの共用スペース、その上の階は男性と女性でフロアが別れている。俺の部屋は503号室、5階は男性フロアになっている。
「ん・・・」
俺はエレベーターの5階のボタンを押そうとして、その横に貼られたシールに違和感を覚えた。
「女性フロア・・・」
今朝は男性フロアだったのに、女性フロアになっている。俺は急いで部屋のキーを取り出して確認した。キーのタグには503と書かれている。
「間違いない・・・」
今日は俺も女になっているので、女性フロアをうろついても怪しまれることはなかろう。俺は、とりあえず、503号室に行ってみることにした。
そして503号室のドアを開けると、そこはどうみても女性の部屋になっていた。なんとなくピンク色の多い内装や道具、花柄のカーテン、かわいいぬいぐるみ・・・。
「俺の部屋なのか・・・」
おそるおそるタンスの中も見てみた。そこには女物のブラやパンティが入っていた。
「んんん・・・、何かおかしい・・・」
俺は今朝、男から女に変わったと思っていたが、間違っているのではないだろうか。もしや、俺はこの世界ではもともと女で過ごしていて、精神のみがこの世界の女性の俺に移ったということなのではないか。
「やはり転生、俺が女として生きていた世界への転生ということなのか・・・」
俺は思い立って、スマホを取り出し、SNSを開いた、そこには今より髪の短い女性の俺が知らない女友達と映っていた。こちらの世界では女性としての30年間の人生があるわけだ・・・。
女初心者の俺が、交友関係も、メイクも、おしゃれも、体の管理も今まで通りこなしていかなければならないということだ、現世に転生したばっかりに・・・。
おしまい
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