家政婦 No. META 調理オプション

「はい、奥様。まず、プレミアムプランですが、これは先ほどの町の料理店シェフオプションがすべて組み込まれたプランとなります。和洋中、いずれの料理もプロが作った味や内容となります。
 まあ、毎日外食している感覚と申しますか・・・。ただ注意点として、この家のキッチンでは調理場所が不足しますので、リビング全体をキッチンに改造して、大型の冷凍庫と冷蔵庫、コンベクショングリルなども設置しないといけません。それと、もう1体、助手ロボットも追加されます。」

「かなり大がかりだな。」
「はい、このプランは準富裕層以上のご家庭をターゲットにしておりますので、利用料金も必要経費も格段に高額になります。」

「もう、うちでは無理ね。一応、参考までに最後の1つも聞いておきましょうか。」
「はい、奥様。最後のシュープリームプランは、オールジャンル、三ツ星シェフレベル、かつ世界各国の料理が味わえる、富裕層、いや、むしろ超富裕層向けのプランです。家にいながら、毎日、三ツ星レストランの食事や、各国の、食べたことがないような料理が味わえます。
 ただし、このプランでは、このリビングの10倍ほどのキッチンと、専用の冷凍チャンバー、冷蔵保存室などの多数の設備が必要となります。助手ロボットも10体ほど付きます。もちろん、利用料金も必要経費も2ケタほど高くなります。」

「もう想像もつかないわね。結局、うちではスタンダードか、ベーシックってことよね。」
「そうだな。パワーカップルとは言え、そんなに金に余裕があるわけでもないからね。どっちがいいかな・・」
「ご主人様、奥様。導入検討されるにあたり、スタンダードプランの無料ご試食をご利用いただけますが、いかがでしょうか。よろしければ明日の夕食でも・・・」
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