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今日は珍しく【接待】の予定を組まれることなく収録を終えて駐車場へ向かい憎たらしい[恋人]の車の助手席に乗り込んだ。
「なぜお前の愛車で?ドライバーは馬超殿ではないのか?」
普通に感じた疑問を恋人にぶつける。
「たまにはドライブでもと思いましてね」
ドライバーは一足先に上がらせたんですよと返した劉封の[恋人]法正は唇に紫煙の燻るタバコを挟んだまま妖しく微笑む。
劉封のいる助手席に腕を回し後方の確認しながら車を出すその横顔があまりに妖艶で劉封は息が詰まりかけるようななんとも言えない感覚が背筋と胸のあたりに走った。
高速を走らせている間、何を話すわけでも無く劉封にとってはただの街灯の集合体でしか無い夜景をみつめていたがやがて飽きてしまってすぐの赤信号で止まった刹那に優しく髪を撫でて口付けされて何も考えられなくなってしまった。
「こんな甘いのもいいでしょう、恋人同士なんですから。何度も言っているように貴方のことも愛しているって」
さらりとなんてことを言ってくれたこの悪党はと焦げ付くような感情がわいてきたが何も言い返すことも出来なくて再び窓の外を睨む。
首都高を降り、高層マンションの立ち並ぶエリアまで来て一階の駐車場に停める。
目の前にある首都圏の高層マンション、あれは法正の別荘だ。
ここにくるのもいつぶりだったかと記憶から引き出そうとするが思い出せない。
劉封が高校生のころ法正にスカウトされてきた時期は毎日のようにここで過ごしていたはずなのにだ。
本格的に活動を始めてからというモノ撮影、収録とハードなスケジュールと度重なるスポンサーやパトロンへ【接待】という名の枕営業で時間の感覚など麻痺しかけていた劉封にはとても思い出せなかった。
ついてすぐに法正はシャワーを浴びに行き、入れ替わって今度は劉封がシャワーを浴びる。
今は邸宅に行ってしまった法正の奥さんの趣味か洒落たボトルでハーブ系の独特ではあるが嫌ではない香りのボディーソープの香りが擽ぐる。
向かい合わせで座ったソファのローテーブルにふたつ置かれたカランと渇いた氷が琥珀色したある種媚薬にもにたアルコールとグラスの中でぶつかりあう音がする。
「そろそろ俺はベッドに行きますよ、貴方も来ますね?」
有無を言わさない、これは調教の賜物か
「…わかったよ」
これから起こることはわかりきったことなので法正を睨みつけるように劉封は向かい合わせで座っていたソファから立ち上がり部屋の中心にある広いベッドへとひらめく。
「どうしましたか今更恥じらうおつもりで?」
その低い艶めく声音は人の中に抑え込まれている肉欲を暴き有無を言わせない威圧感を持つ。
それには抗えない魔力があった。
全て脱ぎ去り美しい肢体を晒した劉封は言われたまま法正に近寄ると腕を引き寄せられそのまま乗り掛かられる。
本来ならば力の差は劉封が強いが力づくで押し退けることは出来ない、それすら出来ないほどに彼に精神[ココロ]も囚われていた。
「相変わらず綺麗な身体ですね、滑らかで吸い付くようで」
法正は白い胸からまだ痣の残る体躯を撫でて自身の熱くハリのある唇を寄せて劉封に囁き軽くその薄い唇を吸い上げた。
「嫌に優しいな、明日からが憂鬱だ」
劉封からも法正に口づけを返してやればにぃっと獣のようだが色めく笑みを浮かべた。
身体の芯につけられた情欲の炎にゆっくりと犯されていく。
また始まる二人の蕩ける短く長い明けることのない夜。
「なぜお前の愛車で?ドライバーは馬超殿ではないのか?」
普通に感じた疑問を恋人にぶつける。
「たまにはドライブでもと思いましてね」
ドライバーは一足先に上がらせたんですよと返した劉封の[恋人]法正は唇に紫煙の燻るタバコを挟んだまま妖しく微笑む。
劉封のいる助手席に腕を回し後方の確認しながら車を出すその横顔があまりに妖艶で劉封は息が詰まりかけるようななんとも言えない感覚が背筋と胸のあたりに走った。
高速を走らせている間、何を話すわけでも無く劉封にとってはただの街灯の集合体でしか無い夜景をみつめていたがやがて飽きてしまってすぐの赤信号で止まった刹那に優しく髪を撫でて口付けされて何も考えられなくなってしまった。
「こんな甘いのもいいでしょう、恋人同士なんですから。何度も言っているように貴方のことも愛しているって」
さらりとなんてことを言ってくれたこの悪党はと焦げ付くような感情がわいてきたが何も言い返すことも出来なくて再び窓の外を睨む。
首都高を降り、高層マンションの立ち並ぶエリアまで来て一階の駐車場に停める。
目の前にある首都圏の高層マンション、あれは法正の別荘だ。
ここにくるのもいつぶりだったかと記憶から引き出そうとするが思い出せない。
劉封が高校生のころ法正にスカウトされてきた時期は毎日のようにここで過ごしていたはずなのにだ。
本格的に活動を始めてからというモノ撮影、収録とハードなスケジュールと度重なるスポンサーやパトロンへ【接待】という名の枕営業で時間の感覚など麻痺しかけていた劉封にはとても思い出せなかった。
ついてすぐに法正はシャワーを浴びに行き、入れ替わって今度は劉封がシャワーを浴びる。
今は邸宅に行ってしまった法正の奥さんの趣味か洒落たボトルでハーブ系の独特ではあるが嫌ではない香りのボディーソープの香りが擽ぐる。
向かい合わせで座ったソファのローテーブルにふたつ置かれたカランと渇いた氷が琥珀色したある種媚薬にもにたアルコールとグラスの中でぶつかりあう音がする。
「そろそろ俺はベッドに行きますよ、貴方も来ますね?」
有無を言わさない、これは調教の賜物か
「…わかったよ」
これから起こることはわかりきったことなので法正を睨みつけるように劉封は向かい合わせで座っていたソファから立ち上がり部屋の中心にある広いベッドへとひらめく。
「どうしましたか今更恥じらうおつもりで?」
その低い艶めく声音は人の中に抑え込まれている肉欲を暴き有無を言わせない威圧感を持つ。
それには抗えない魔力があった。
全て脱ぎ去り美しい肢体を晒した劉封は言われたまま法正に近寄ると腕を引き寄せられそのまま乗り掛かられる。
本来ならば力の差は劉封が強いが力づくで押し退けることは出来ない、それすら出来ないほどに彼に精神[ココロ]も囚われていた。
「相変わらず綺麗な身体ですね、滑らかで吸い付くようで」
法正は白い胸からまだ痣の残る体躯を撫でて自身の熱くハリのある唇を寄せて劉封に囁き軽くその薄い唇を吸い上げた。
「嫌に優しいな、明日からが憂鬱だ」
劉封からも法正に口づけを返してやればにぃっと獣のようだが色めく笑みを浮かべた。
身体の芯につけられた情欲の炎にゆっくりと犯されていく。
また始まる二人の蕩ける短く長い明けることのない夜。