お好みで変換してください
Drink
お名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そろそろ店じまいと言うのにロックグラス数個と三つのショットグラスを前にレオンが机に伏して眠っている、ついさっきまで己の女性遍歴について嘆きサミーにからかわれていたというのに。
「サミー、どうすんだよお友達のレオンくんは半死だぞ」
「僕、背負ってくわトランスポーター不本意だけど」
「飲ませたのサミーお前だろ、マリーカは怒っていい。」
「いや、ぶっ潰してるというより飲みたそうな顔してたからさ徳を積んでるだけ」
「先輩のクリスといいなんで酒癖悪いやつが知り合いに多いかね」
「さあ?僕の行くところにいるんだもんな。」
「会計は?」
「預けてるカードあるだろ無くしたとは言わさないぜ?」
「了解、レオンのもつけとくぞ」
「僕の金で飲んだくれたってのは内緒にしといたほうがいいかも、律儀だからさ」
「そりゃあまあ面白そうだけどやめとく、後が面倒だ」
「まったね〜今日の夜来ると思うけど」
「イヤだな、次は誰を吸い寄せてくるのか。」
「こんな毎日来たら僕のマイメンの1人2人くるだろ傷つくぞ僕」
「冗談だよ、あんたみたいな上客いやしねえもん」
カランと眩しすぎる朝日を受けながらレオンをおぶって気がついた、彼の自宅や寮を知らないのだ。
「待てよ?僕レオンの寮知らないんだけど。おーい!マリーカ機にトラブル発生!君のお家はどこですかー?!」
「マリーカ?ほっといてくれ…」
「ほっとけないから呼んだんだよ、君のマイホームはどこかって聞いてんだ」
「マイホーム?一度はそんなこと夢見たさ…」
「ダメだ完全にバッド入ってる。」
助けて、レオン届けに行きたいんだけど住所わかる?
端末の液晶を弾いて片っ端から関係者にサミーはメッセージを送る。
反応はない、非番でない限り出頭するなりしている時間帯だ当たり前だ。
「お兄さんちょっと身分証か免許証ない?」
「任意か?バッジ見ればわからないか」
レオンを生温いアスファルトに置いてポケットや財布を漁ろうとしたがびっくりするほど抵抗されてサミーは困惑した。
「めんどくさい怪しい奴の言動やめてくれよ」
「めんどくさい?今まで喋ったこと聞いて言ってるかそれ、やめて欲しいのは俺だよ」
「これで記憶ねえの怖、生ける都市伝説だ。」
あんまり抵抗するのと拉致が開かない、通行人に怪しまれるのも嫌なのでサミー(マリーカ)の寮へ運ぶことにした。
ワシントンD.C.にしては小さめの邸宅だがランボルギーニウラカンが格納されたガレージのついた寮の玄関を開けてレオンを廊下に下ろす。
「はあ、そろそろマリーカに変わんねえと。僕かぁ寝るよ〜」
ただただ明るい狂人の人格でいるのも精神にダメージが入ることをアフリカで理解したサミーはマリーカに身体の主導権を交代させるために無数のモニターと自作のPCが設置してある自室のゲーミングチェアに深く腰掛けて目を閉じた。
知らない家の床で目を覚ます。
あまり生活感の無い匂いは自分の寮とは違うとはわかって警戒するも酔いどれきってようやく冷めかけた脳が動くのに時間がかかる。
最後にブロウジョブを見舞われたところまでは思い出せるがその後の記憶がない。
廊下にはライダースとTシャツなど様々なものが脱ぎ散らかされている、自分が脱ぎ散らかしたのだろうがこれはまずいとレオンは悟る。
酔って後輩や先輩の邸宅でやらかしてしまったのでは無いかといたたまれないとりあえず散らかった服を着る。
知り合いの誰かとは思うが心当たりがなく向こうにダイニングにつながる扉を見つけて開く。
アメリカで人気の戦隊ヒーローの人形がまばらに飾られているだけの冷蔵庫と小型のキャビネットだけの生活感の見えないダイニングは本当に心当たりがない。
そもそも、あのパブから何も覚えていない。
「またサミーがやらかしたのね。」
アルコールによって拡張された血管がズキズキしながら座った状態でマリーカが目を覚ます。
自室の扉を開けるとレオンと目が合う。
「あっ、違うそれはそういうのではなくて」
「知ってるわ、サミーにぶっ潰されてきたんでしょう。」
「そ、そう。面目ない…」
「こっちこそ申し訳ない」
「家主に言うのもなんだけど、非番?」
「うん、家主だけど片付いてない案件があるらしくて引っ張られそうだけど知らないフリすることにした。」
「本当にすまないことをした」
「悪いのはサミーだから」
すぐさまミネラルウォーターをレオンに渡した家主のマリーカは家庭的とは程遠く冷蔵庫からガサゴソとチョコミントアイス、ブリトー、ポップタルトを取り出しポップタルトとブリトーをトースターに突っ込む。
その光景とポップタルトの砂糖と苺の香料が焼ける匂いの方でレオンはえずきかけた。
「うっ」
「ごめん、甘いもの苦手だったのに」
「いや、いいんだ。昨日の俺が何をやらかしたかはわからないけど絶対にマリーカは悪くないんだから。君がサミーなら確実に殴ってるけど」
こうなっている原因を作ったのはマリーカのもう一つの顔サミーのせいだ。
「ちょっと待って、インスタントだけど野菜スープあるから。」
「ありがたくもらうよ…」
ほこほこと湯気を上げるマグカップを前に神妙な面持ちでレオンは手を組んで口を開いた。
「昨日、俺が何してたかわかる?」
「サミーに潰されてた。」
「いやもっと前。」
「サミーとレオンがただ飲んでただけよ、どうしてそんなに気になるの?」
「君に何か無礼なことしてないかそれとあと俺は会計済ませたかな。」
「特に何もなかったしされなかった、私って言うのもおかしいけどサミーが払うって言うのに張り合ってたまである。」
「そうか、何もなかったみたいでよかった。」
マリーカが口にしたことは全部嘘だ、実際にはマリーカと今すぐ変われだの俺は報われ無いだとか飲み代全部持ったことはどこかでバレてもシラを切り通す。
もう1人がぶち壊した尊厳は戻らないが。
「サミー、どうすんだよお友達のレオンくんは半死だぞ」
「僕、背負ってくわトランスポーター不本意だけど」
「飲ませたのサミーお前だろ、マリーカは怒っていい。」
「いや、ぶっ潰してるというより飲みたそうな顔してたからさ徳を積んでるだけ」
「先輩のクリスといいなんで酒癖悪いやつが知り合いに多いかね」
「さあ?僕の行くところにいるんだもんな。」
「会計は?」
「預けてるカードあるだろ無くしたとは言わさないぜ?」
「了解、レオンのもつけとくぞ」
「僕の金で飲んだくれたってのは内緒にしといたほうがいいかも、律儀だからさ」
「そりゃあまあ面白そうだけどやめとく、後が面倒だ」
「まったね〜今日の夜来ると思うけど」
「イヤだな、次は誰を吸い寄せてくるのか。」
「こんな毎日来たら僕のマイメンの1人2人くるだろ傷つくぞ僕」
「冗談だよ、あんたみたいな上客いやしねえもん」
カランと眩しすぎる朝日を受けながらレオンをおぶって気がついた、彼の自宅や寮を知らないのだ。
「待てよ?僕レオンの寮知らないんだけど。おーい!マリーカ機にトラブル発生!君のお家はどこですかー?!」
「マリーカ?ほっといてくれ…」
「ほっとけないから呼んだんだよ、君のマイホームはどこかって聞いてんだ」
「マイホーム?一度はそんなこと夢見たさ…」
「ダメだ完全にバッド入ってる。」
助けて、レオン届けに行きたいんだけど住所わかる?
端末の液晶を弾いて片っ端から関係者にサミーはメッセージを送る。
反応はない、非番でない限り出頭するなりしている時間帯だ当たり前だ。
「お兄さんちょっと身分証か免許証ない?」
「任意か?バッジ見ればわからないか」
レオンを生温いアスファルトに置いてポケットや財布を漁ろうとしたがびっくりするほど抵抗されてサミーは困惑した。
「めんどくさい怪しい奴の言動やめてくれよ」
「めんどくさい?今まで喋ったこと聞いて言ってるかそれ、やめて欲しいのは俺だよ」
「これで記憶ねえの怖、生ける都市伝説だ。」
あんまり抵抗するのと拉致が開かない、通行人に怪しまれるのも嫌なのでサミー(マリーカ)の寮へ運ぶことにした。
ワシントンD.C.にしては小さめの邸宅だがランボルギーニウラカンが格納されたガレージのついた寮の玄関を開けてレオンを廊下に下ろす。
「はあ、そろそろマリーカに変わんねえと。僕かぁ寝るよ〜」
ただただ明るい狂人の人格でいるのも精神にダメージが入ることをアフリカで理解したサミーはマリーカに身体の主導権を交代させるために無数のモニターと自作のPCが設置してある自室のゲーミングチェアに深く腰掛けて目を閉じた。
知らない家の床で目を覚ます。
あまり生活感の無い匂いは自分の寮とは違うとはわかって警戒するも酔いどれきってようやく冷めかけた脳が動くのに時間がかかる。
最後にブロウジョブを見舞われたところまでは思い出せるがその後の記憶がない。
廊下にはライダースとTシャツなど様々なものが脱ぎ散らかされている、自分が脱ぎ散らかしたのだろうがこれはまずいとレオンは悟る。
酔って後輩や先輩の邸宅でやらかしてしまったのでは無いかといたたまれないとりあえず散らかった服を着る。
知り合いの誰かとは思うが心当たりがなく向こうにダイニングにつながる扉を見つけて開く。
アメリカで人気の戦隊ヒーローの人形がまばらに飾られているだけの冷蔵庫と小型のキャビネットだけの生活感の見えないダイニングは本当に心当たりがない。
そもそも、あのパブから何も覚えていない。
「またサミーがやらかしたのね。」
アルコールによって拡張された血管がズキズキしながら座った状態でマリーカが目を覚ます。
自室の扉を開けるとレオンと目が合う。
「あっ、違うそれはそういうのではなくて」
「知ってるわ、サミーにぶっ潰されてきたんでしょう。」
「そ、そう。面目ない…」
「こっちこそ申し訳ない」
「家主に言うのもなんだけど、非番?」
「うん、家主だけど片付いてない案件があるらしくて引っ張られそうだけど知らないフリすることにした。」
「本当にすまないことをした」
「悪いのはサミーだから」
すぐさまミネラルウォーターをレオンに渡した家主のマリーカは家庭的とは程遠く冷蔵庫からガサゴソとチョコミントアイス、ブリトー、ポップタルトを取り出しポップタルトとブリトーをトースターに突っ込む。
その光景とポップタルトの砂糖と苺の香料が焼ける匂いの方でレオンはえずきかけた。
「うっ」
「ごめん、甘いもの苦手だったのに」
「いや、いいんだ。昨日の俺が何をやらかしたかはわからないけど絶対にマリーカは悪くないんだから。君がサミーなら確実に殴ってるけど」
こうなっている原因を作ったのはマリーカのもう一つの顔サミーのせいだ。
「ちょっと待って、インスタントだけど野菜スープあるから。」
「ありがたくもらうよ…」
ほこほこと湯気を上げるマグカップを前に神妙な面持ちでレオンは手を組んで口を開いた。
「昨日、俺が何してたかわかる?」
「サミーに潰されてた。」
「いやもっと前。」
「サミーとレオンがただ飲んでただけよ、どうしてそんなに気になるの?」
「君に何か無礼なことしてないかそれとあと俺は会計済ませたかな。」
「特に何もなかったしされなかった、私って言うのもおかしいけどサミーが払うって言うのに張り合ってたまである。」
「そうか、何もなかったみたいでよかった。」
マリーカが口にしたことは全部嘘だ、実際にはマリーカと今すぐ変われだの俺は報われ無いだとか飲み代全部持ったことはどこかでバレてもシラを切り通す。
もう1人がぶち壊した尊厳は戻らないが。
1/1ページ