ここは、天国と地獄の狭間にある心療内科。どちらにも振り分けたくない魂が、ここに収容される。らしい(伏犠調べ)。

今のところ患者は、2名のみ。好き勝手やって、天国も地獄もどちらにも受け入れ拒否をされた赤木(法正)と。地獄に来たところで、なりを潜めて受け入れてしまう病んだマントヒヒはつまらないという理由から、地獄の受け入れ拒否をされた2名。いずれも重症患者(貂蝉先生のカルテによると)。

どうして曲芸師の貂蝉が先生をやってるか？ 適任だったからである。貂蝉自体が養父のためとはいえ、董卓と呂布を争うよう仕向け、罪無き民を戦に巻きこんだことを考慮すると、どちらにも属せないから(コメント・妲己)。

言動は頻繁に不謹慎ではあるが、優しい先生だよ。きっと。メンヘラ系カニバリストマントヒヒには、アニマルセラピーをさせに牛舎で三頭ほどのホルスタインの飼育。お人形(笑)と薬物が大好きなロリコンキモヤクザの赤木(法正)には、カウンセリングの度にリカちゃん人形と大量のダウナー系精神薬を出す。それは、お優しい先生なのだろう(曲芸師在住・石田三成)。

貂蝉先生は不謹s…いえお優しいので、病室で流している封美の映像が、不思議な力でチャンネルジャックをされて、封美ではなく達也(公然)としての人生を歩む映像を流され。歯噛みをしていても下手には止めず、赤木(法正)には感情に向き合ってもらっている。(曲芸師在住・姜維の口コミ)

決して面倒だから一々止めないとか鼻で笑って、笑って鎮静剤の用意をしつつ、ピザを頼んだりはしていないはずですぞ。(曲芸師在住・陳宮のヒーローインタビューより)

牛舎にいるマントヒヒは、アニマルセラピーのお陰か、徐々にではあるが正気に戻りつつあるので放置、いえ様子を見ている。(孫家のホームビデオの字幕)