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千尋様より(弁護士法正)
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「アナタがされてきた事は、虐待なんです」
「はい」
「アナタの父親は、父親に成りきれなかったクズですよ」
「はい」
「…何か、愉快な事でも?」
「すみません。だってそんな事」
とっくの昔に、知っていたから。と、彼はケラケラ笑った。端正な顔が、笑うとクシャりとあどけない。が、このおぞましさはどこからくるのか?
「でも父親じゃないなら、あの人ってなんなんだろう…」
「クズですよ。オレから言わせれば、理性を無くした獣(けだもの)ですね」
「口が悪いね、弁護士さんなのに」
「アナタは、まるで他人事ですね。自分の事なのに」
「だってあの人、オレ以外の言う事なんて、きかないから」
素直に刑務所になんて、入るのかなあって。ケラケラ笑って、青年は腹まで抱えだす。嗚呼、彼も、とっくに、
「あの人、オレの男だから」
「はい」
「アナタの父親は、父親に成りきれなかったクズですよ」
「はい」
「…何か、愉快な事でも?」
「すみません。だってそんな事」
とっくの昔に、知っていたから。と、彼はケラケラ笑った。端正な顔が、笑うとクシャりとあどけない。が、このおぞましさはどこからくるのか?
「でも父親じゃないなら、あの人ってなんなんだろう…」
「クズですよ。オレから言わせれば、理性を無くした獣(けだもの)ですね」
「口が悪いね、弁護士さんなのに」
「アナタは、まるで他人事ですね。自分の事なのに」
「だってあの人、オレ以外の言う事なんて、きかないから」
素直に刑務所になんて、入るのかなあって。ケラケラ笑って、青年は腹まで抱えだす。嗚呼、彼も、とっくに、
「あの人、オレの男だから」