第一章 非日常へ
「え~っと、まずはお二人が迷い込んだ空間のことから話しましょうか」
リンクさんは麦茶の入ったコップをテーブルに置き、僕たちと反対側に座ると話はじめた。
「あの空間は亜空間と言います。発生すると時間と空間がねじれ、無差別に人を巻き込みます。最近この街で多発している神隠し事件の原因です」
じゃあピチューが朝話していた神隠し事件を解決しているのは秘密結社っていう噂は本当のことだったんだ。
あの時はまさか本当のことだとは思っていなかった。
「そして亜空間に現れる化け物たちは亜空軍。種類ごとに種族名をつけて呼んでいます。お二人が襲われたのはプリムというやつらですね。一番数が多くて剣や銃を持っている個体も多いです」
僕たちが襲ってきたプリム以外にもいろんな化け物がいるのか。
「と、ここで俺からの説明は終わりです」
リンクさんが話を終える。
その瞬間、バンッと大きな音がし入口とは反対方向にある扉が勢いよく開け放たれ、扉の向こう側から白髪の男が現れた。
「ここから先は私が話そう!」
リンクさんは麦茶の入ったコップをテーブルに置き、僕たちと反対側に座ると話はじめた。
「あの空間は亜空間と言います。発生すると時間と空間がねじれ、無差別に人を巻き込みます。最近この街で多発している神隠し事件の原因です」
じゃあピチューが朝話していた神隠し事件を解決しているのは秘密結社っていう噂は本当のことだったんだ。
あの時はまさか本当のことだとは思っていなかった。
「そして亜空間に現れる化け物たちは亜空軍。種類ごとに種族名をつけて呼んでいます。お二人が襲われたのはプリムというやつらですね。一番数が多くて剣や銃を持っている個体も多いです」
僕たちが襲ってきたプリム以外にもいろんな化け物がいるのか。
「と、ここで俺からの説明は終わりです」
リンクさんが話を終える。
その瞬間、バンッと大きな音がし入口とは反対方向にある扉が勢いよく開け放たれ、扉の向こう側から白髪の男が現れた。
「ここから先は私が話そう!」