お礼画面
お礼画面①です。鬼滅の刃・風柱とのお話です。宜しければ見ていってください!
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「よし!」
ふぅと一息つき、最後に作ったおはぎを、すでにてんこ盛りになっているおはぎの上に置いた。
師範は喜んでくれるだろうか。
ここ最近任務で忙しいらしく、師範にしては珍しくげっそりしていた。
そんな師範に元気を出して欲しくて作ったおはぎ。
空いた時間で、蝶屋敷に行って、きよちゃん、なほちゃん、すみちゃんに付き合ってもらい、おはぎを作る練習をしただけあって、美味しいと思う。多分。
小腹も空いたし、1つだけ味見をしようかと手を伸ばそうとすると、屋敷の扉が開く音が聞こえた。
「師範!」
私はおはぎが乗った皿を持って廊下に出た。
玄関先にたった師範が見え、私は師範の元に向かって走った。
「師範!おかえりなさい!私、今日おはぎつくっ・・・!?」
「!」
その時、足元が滑り、身体が前方にぐらりと傾いた。
まずい、転ぶ!!!と思い、目を閉じた。
顔面か頭か身体にくる痛みを覚悟していたものの、そんなものは訪れず、師範が抱きしめるようにして、身体を受け止めてくれていた。
「なにやってんだァ」
「・・・!ありがとうございます!」
「怪我ねェか」
「はい!この通り師範のおかげで大丈夫・・・」
その時自分の手が、おはぎの乗った皿ではなく師範の背中に触れていることに気づいた。
「あああ!!??」
師範の後ろ側に目をやれば、廊下に、皿とおはぎが無残に転がっていた。
「・・・・・・」
「・・・私、片付ける道具持ってきます」
せっかく作ったのに・・・と思い、深いため息をついた。
すると師範は、おもむろにおはぎのほうに近寄り、しゃがんだと思えば、おはぎを口に入れた。
「!?」
「うめェ」
「師範!?それ、あの、落としたやつだし、汚いですよ?!」
「ちょっとぐらい大丈夫だろ。」
そう言って、1個目を食べ終えたかと思えば2個目に手を伸ばし食べ進めた。
「っ・・・」
食べて貰えるはずがないと思っていたおはぎを食べてくれるのが嬉しく、胸がじんわりと暑くなった。
「・・・ありがとうなァ」
師範はおはぎを持っていない方の手で、私の頭を撫でた。
その後、さすがに汚いのを師範に食べさせられないと思い、べったりとついたおはぎをお皿に乗せて回収すると、
「おい、なにしてんだァ」
と声をかけられ、
「なにって、こんな汚いの食べさせられませんよ!!」
と返せば、
「せっかく作ったものが汚いわけねぇだろうがァ!!」
と言われ、嬉しさに揺らいだものの、
「もっと完璧なの食べて欲しいんです!すぐ作り直しますから!!」
と懇願し、やっとのこと、師範の説得ができた。
その後すぐに作り直し、師範と2人でゆっくりおはぎを食べる至福の時間を過ごした。
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「よし!」
ふぅと一息つき、最後に作ったおはぎを、すでにてんこ盛りになっているおはぎの上に置いた。
師範は喜んでくれるだろうか。
ここ最近任務で忙しいらしく、師範にしては珍しくげっそりしていた。
そんな師範に元気を出して欲しくて作ったおはぎ。
空いた時間で、蝶屋敷に行って、きよちゃん、なほちゃん、すみちゃんに付き合ってもらい、おはぎを作る練習をしただけあって、美味しいと思う。多分。
小腹も空いたし、1つだけ味見をしようかと手を伸ばそうとすると、屋敷の扉が開く音が聞こえた。
「師範!」
私はおはぎが乗った皿を持って廊下に出た。
玄関先にたった師範が見え、私は師範の元に向かって走った。
「師範!おかえりなさい!私、今日おはぎつくっ・・・!?」
「!」
その時、足元が滑り、身体が前方にぐらりと傾いた。
まずい、転ぶ!!!と思い、目を閉じた。
顔面か頭か身体にくる痛みを覚悟していたものの、そんなものは訪れず、師範が抱きしめるようにして、身体を受け止めてくれていた。
「なにやってんだァ」
「・・・!ありがとうございます!」
「怪我ねェか」
「はい!この通り師範のおかげで大丈夫・・・」
その時自分の手が、おはぎの乗った皿ではなく師範の背中に触れていることに気づいた。
「あああ!!??」
師範の後ろ側に目をやれば、廊下に、皿とおはぎが無残に転がっていた。
「・・・・・・」
「・・・私、片付ける道具持ってきます」
せっかく作ったのに・・・と思い、深いため息をついた。
すると師範は、おもむろにおはぎのほうに近寄り、しゃがんだと思えば、おはぎを口に入れた。
「!?」
「うめェ」
「師範!?それ、あの、落としたやつだし、汚いですよ?!」
「ちょっとぐらい大丈夫だろ。」
そう言って、1個目を食べ終えたかと思えば2個目に手を伸ばし食べ進めた。
「っ・・・」
食べて貰えるはずがないと思っていたおはぎを食べてくれるのが嬉しく、胸がじんわりと暑くなった。
「・・・ありがとうなァ」
師範はおはぎを持っていない方の手で、私の頭を撫でた。
その後、さすがに汚いのを師範に食べさせられないと思い、べったりとついたおはぎをお皿に乗せて回収すると、
「おい、なにしてんだァ」
と声をかけられ、
「なにって、こんな汚いの食べさせられませんよ!!」
と返せば、
「せっかく作ったものが汚いわけねぇだろうがァ!!」
と言われ、嬉しさに揺らいだものの、
「もっと完璧なの食べて欲しいんです!すぐ作り直しますから!!」
と懇願し、やっとのこと、師範の説得ができた。
その後すぐに作り直し、師範と2人でゆっくりおはぎを食べる至福の時間を過ごした。