風柱と
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
それからいつものお店でおはぎを買って家に帰る。
今日は羽織を買ってもらったささやかなお礼をしたいといい、夢はおはぎと食材を買った。
「今日はたくさん美味しいの作ります!」
ムンっと鼻息を鳴らし、気合いを入れている名無しを他所に、俺はおはぎに手を伸ばす。
「あ、おはぎはご飯が食べれなくなるので、食後一緒に食べましょう!」
「・・・おう」
そう言って俺はおはぎに伸ばしていた手を引っ込めた。
フンフンフンと鼻歌を歌って、名無しはてきぱきと料理を完成させていく。
・・・俺と出会わなければ、鬼がいなければ、ただの女として生きられたかもしれねェな・・・
ふ、とそう思い、胸がずし・・・重くなるのを感じる。
「名無し」
「?なんですか?」
「おめェ、いくつになったァ?」
「え、17歳・・・」
きょとんと答える名無しに、まだまだ子どもだなァと少し安心する。
「一つ違いですよ!忘れちゃいましたか!!」
忘れてねェよ。確認しただけだろーが。
昔あった時は、小柄で一つ違いとは思わなかったが。
「童顔だなァ・・・」
「失礼すぎません?!?」
おめェが自分の命自分で守れるぐらい強くなるのも、遠くねェな。
今日は羽織を買ってもらったささやかなお礼をしたいといい、夢はおはぎと食材を買った。
「今日はたくさん美味しいの作ります!」
ムンっと鼻息を鳴らし、気合いを入れている名無しを他所に、俺はおはぎに手を伸ばす。
「あ、おはぎはご飯が食べれなくなるので、食後一緒に食べましょう!」
「・・・おう」
そう言って俺はおはぎに伸ばしていた手を引っ込めた。
フンフンフンと鼻歌を歌って、名無しはてきぱきと料理を完成させていく。
・・・俺と出会わなければ、鬼がいなければ、ただの女として生きられたかもしれねェな・・・
ふ、とそう思い、胸がずし・・・重くなるのを感じる。
「名無し」
「?なんですか?」
「おめェ、いくつになったァ?」
「え、17歳・・・」
きょとんと答える名無しに、まだまだ子どもだなァと少し安心する。
「一つ違いですよ!忘れちゃいましたか!!」
忘れてねェよ。確認しただけだろーが。
昔あった時は、小柄で一つ違いとは思わなかったが。
「童顔だなァ・・・」
「失礼すぎません?!?」
おめェが自分の命自分で守れるぐらい強くなるのも、遠くねェな。