風柱と
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「・・・食うか寝るかどっちかにしろォ・・・」
ため息を1つついた。
「ったく・・・」
昼間と同じように名前をおぶる。
まだ鬼殺隊に入ってなくて、まだ名前が幼かった頃、よくおんぶをした。
『さねみぃ・・・・』
そう言って、名前は俺の裾をよくひいた。
それは疲れたの合図で。
『・・・仕方ねぇな』
そう言うと、名前は笑顔で俺の背中に乗っかってきて。
そんな元気なら歩けるだろ・・・と思いながらも、
小さな弟、妹を背負ったのと同じようにおんぶをした。
・・・でかくなったなァ
あの時は、胸の上辺りまでだった腕が、もうお腹の方にまでにまでだらりと垂れている。
軽くて落としてしまいそうで、少しヒヤヒヤするのは、昔と変わらないものの、それでも確実に重たくなっている。
最初あった頃は仕方ないから面倒をみてやろうか、ぐらいの気持ちだったのに。
いつしかそれは、小さな妹を持つような気持ちに変わり、成長するところを見ていたいという気持ちになり。
名前が倒れた時、心臓が止まった。取り乱した。
もう目覚まさなかったら・・・と思うと落ち着かなかった。会議の間も、イライラして気が気じゃなかった。
感情かき乱されて不快なのに、心配で放っておけない。
名前が苦しそうな様子を見れば、胸が痛むし、嬉しそうに笑っている様子を見れば安心し、胸が高鳴る。
実弥自身、この気持ちが家族や兄弟に対して感じている気持ちとはどこか違うと気づいていた。でもそれがなんなのかは分からず、どこかもやもやした感情に包まれた。
ため息を1つついた。
「ったく・・・」
昼間と同じように名前をおぶる。
まだ鬼殺隊に入ってなくて、まだ名前が幼かった頃、よくおんぶをした。
『さねみぃ・・・・』
そう言って、名前は俺の裾をよくひいた。
それは疲れたの合図で。
『・・・仕方ねぇな』
そう言うと、名前は笑顔で俺の背中に乗っかってきて。
そんな元気なら歩けるだろ・・・と思いながらも、
小さな弟、妹を背負ったのと同じようにおんぶをした。
・・・でかくなったなァ
あの時は、胸の上辺りまでだった腕が、もうお腹の方にまでにまでだらりと垂れている。
軽くて落としてしまいそうで、少しヒヤヒヤするのは、昔と変わらないものの、それでも確実に重たくなっている。
最初あった頃は仕方ないから面倒をみてやろうか、ぐらいの気持ちだったのに。
いつしかそれは、小さな妹を持つような気持ちに変わり、成長するところを見ていたいという気持ちになり。
名前が倒れた時、心臓が止まった。取り乱した。
もう目覚まさなかったら・・・と思うと落ち着かなかった。会議の間も、イライラして気が気じゃなかった。
感情かき乱されて不快なのに、心配で放っておけない。
名前が苦しそうな様子を見れば、胸が痛むし、嬉しそうに笑っている様子を見れば安心し、胸が高鳴る。
実弥自身、この気持ちが家族や兄弟に対して感じている気持ちとはどこか違うと気づいていた。でもそれがなんなのかは分からず、どこかもやもやした感情に包まれた。