最強の呪術師と
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新しい携帯をゲットした。何やら写真の画質がとてもいいらしい。
カメラを起動し、校舎内を見渡すと、確かに前の携帯より綺麗な気がする。
歴史的な建造物にも見える校舎でもとるか〜と思い、パシャリと音を立てて、写真をとった。
うん、なかなかの良い出来だ。
今度は森林の方をとろうと思い、身体の向きを変えて、ピントを合わせる。
写真を撮ろうとパシャリとボタンを押せば、
「いえーい」
と映る気満々の悟がフレーム内に割り込んできた。
「・・・ちょっと!!」
思わず露骨に嫌な顔をしてしまう。
「名前、それなに?新しい携帯?」
昨日までそんな携帯じゃなかったよね〜と鋭い発言。
「そうだけど・・・。今試してる途中だから、邪魔しないでね。」
と返し、先程取れなかった森林の方を撮ろうとすれば、
今度はダブルピースをした悟が割り込んできた。
絶対に人の話を聞いていない。
「どれどれ出来栄えは?」
どっしりと上の方から体重をかけるように肩を組まれ、ぐぇっという声が出る。
「お、やっぱり画質綺麗なことだけあって、すごいいい出来じゃん」
「・・・悟がフレームアウトしてれば、よりいい出来だったと思うよ」
「ひっどー」
ブーブー言ってる悟を無視して、教室に向かえば、硝子が既に肘をついて座っていた。
「硝子、おはよう・・・」
「おはよ。ハハ、相変わらずだね」
硝子は、肩をずっしりと組まれて、重たそうにしている私をみて、カラカラと笑った。
「笑い事じゃないんだよ〜、悟ってば今日の朝もさあ・・・」
と言いかけ、悟が写真フォルダにあるなら、私の唯一の女友達である硝子の写真も欲しいと思った。
「硝子!写真撮らせて!」
「?なんで急に?」
「みて!新しい携帯手に入れたの!すごい写真の画質いいから撮りたいの!」
「んー、まあいいよー」
よし!とガッツポーズをし、硝子にカメラを向ければ、真顔でピースをしている。
硝子らしくて、私は微笑んだ。
「とるよ〜はい、チーズ」
そう言って撮った瞬間、悟とどこからともなく現れた傑がフレーム内に入ってきた。
「もおおおおお!!!」
悟と傑はどれどれと言い、後ろから携帯を覗き込んだ。
「・・・ブレているね」
「ちぇ〜じゃあもう1回だな」
「傑は初回だからともかく、悟はどんだけ写真に映りたいのよ!」
「写真フォルダに入ってれば、俺の事思い出してくれるじゃん?それに俺、イケメンだからご利益あるかもよ?」
気づいてるのか気づいてないのかなんだか恥ずかしいことを言っている悟に少し顔が熱くなるのを感じた。
「・・・・・ご利益どころか逆に呪いが寄ってきそう。」
そうポツリといえば、硝子と傑は大笑いしていた。
悟は口を尖らせてぶーぶー文句を言っていた。
私はため息をひとつ着く。
「はいはい、悟、写りたいのはわかったから。硝子だけのはあとでゆっくりとるからさ、3人並んでよ、撮ってあげる」
「名前は入らないのかい?」
「ん、んー・・・イマイチ設定の仕方とかわかんないし、誰かと写真とったことないから恥ずかしいし、私はいいよ」
「はいチーズ」
カシャという音がなって、3人の写真がとらさった。
うん、なかなかの出来栄え。
「名前、こっち来て、携帯貸して」
硝子が私に手招きをした。
「?なに?」
携帯を渡せば硝子は即座に私に肩を組み、いつの間にやらインカメラにした携帯でツーショットを撮っていた。
「ええ?!うそ、硝子すごい!!え〜しかも硝子とツーショットー!嬉しい!しかもバックの空とかめっちゃいい感じだし、やっぱり硝子ってすごい!」
感動すればあからさまに拗ねている人が1人と、何故かお腹を抱えて笑う人がひとりいた。
それから、一日中私たちの中で写真ブームになり、硝子との写真をたくさん撮ろうとした試みは失敗に終わり、面白半分で、ほとんど悟と傑が映り込んでいる4人の写真でフォルダはいっぱいになった。
その中には、おそらく硝子が面白半分で撮ったであろう、悟が私に腕を組んで笑ってる写真も入っていて、それをお気に入りフォルダにいれたのは、私だけの秘密だ
カメラを起動し、校舎内を見渡すと、確かに前の携帯より綺麗な気がする。
歴史的な建造物にも見える校舎でもとるか〜と思い、パシャリと音を立てて、写真をとった。
うん、なかなかの良い出来だ。
今度は森林の方をとろうと思い、身体の向きを変えて、ピントを合わせる。
写真を撮ろうとパシャリとボタンを押せば、
「いえーい」
と映る気満々の悟がフレーム内に割り込んできた。
「・・・ちょっと!!」
思わず露骨に嫌な顔をしてしまう。
「名前、それなに?新しい携帯?」
昨日までそんな携帯じゃなかったよね〜と鋭い発言。
「そうだけど・・・。今試してる途中だから、邪魔しないでね。」
と返し、先程取れなかった森林の方を撮ろうとすれば、
今度はダブルピースをした悟が割り込んできた。
絶対に人の話を聞いていない。
「どれどれ出来栄えは?」
どっしりと上の方から体重をかけるように肩を組まれ、ぐぇっという声が出る。
「お、やっぱり画質綺麗なことだけあって、すごいいい出来じゃん」
「・・・悟がフレームアウトしてれば、よりいい出来だったと思うよ」
「ひっどー」
ブーブー言ってる悟を無視して、教室に向かえば、硝子が既に肘をついて座っていた。
「硝子、おはよう・・・」
「おはよ。ハハ、相変わらずだね」
硝子は、肩をずっしりと組まれて、重たそうにしている私をみて、カラカラと笑った。
「笑い事じゃないんだよ〜、悟ってば今日の朝もさあ・・・」
と言いかけ、悟が写真フォルダにあるなら、私の唯一の女友達である硝子の写真も欲しいと思った。
「硝子!写真撮らせて!」
「?なんで急に?」
「みて!新しい携帯手に入れたの!すごい写真の画質いいから撮りたいの!」
「んー、まあいいよー」
よし!とガッツポーズをし、硝子にカメラを向ければ、真顔でピースをしている。
硝子らしくて、私は微笑んだ。
「とるよ〜はい、チーズ」
そう言って撮った瞬間、悟とどこからともなく現れた傑がフレーム内に入ってきた。
「もおおおおお!!!」
悟と傑はどれどれと言い、後ろから携帯を覗き込んだ。
「・・・ブレているね」
「ちぇ〜じゃあもう1回だな」
「傑は初回だからともかく、悟はどんだけ写真に映りたいのよ!」
「写真フォルダに入ってれば、俺の事思い出してくれるじゃん?それに俺、イケメンだからご利益あるかもよ?」
気づいてるのか気づいてないのかなんだか恥ずかしいことを言っている悟に少し顔が熱くなるのを感じた。
「・・・・・ご利益どころか逆に呪いが寄ってきそう。」
そうポツリといえば、硝子と傑は大笑いしていた。
悟は口を尖らせてぶーぶー文句を言っていた。
私はため息をひとつ着く。
「はいはい、悟、写りたいのはわかったから。硝子だけのはあとでゆっくりとるからさ、3人並んでよ、撮ってあげる」
「名前は入らないのかい?」
「ん、んー・・・イマイチ設定の仕方とかわかんないし、誰かと写真とったことないから恥ずかしいし、私はいいよ」
「はいチーズ」
カシャという音がなって、3人の写真がとらさった。
うん、なかなかの出来栄え。
「名前、こっち来て、携帯貸して」
硝子が私に手招きをした。
「?なに?」
携帯を渡せば硝子は即座に私に肩を組み、いつの間にやらインカメラにした携帯でツーショットを撮っていた。
「ええ?!うそ、硝子すごい!!え〜しかも硝子とツーショットー!嬉しい!しかもバックの空とかめっちゃいい感じだし、やっぱり硝子ってすごい!」
感動すればあからさまに拗ねている人が1人と、何故かお腹を抱えて笑う人がひとりいた。
それから、一日中私たちの中で写真ブームになり、硝子との写真をたくさん撮ろうとした試みは失敗に終わり、面白半分で、ほとんど悟と傑が映り込んでいる4人の写真でフォルダはいっぱいになった。
その中には、おそらく硝子が面白半分で撮ったであろう、悟が私に腕を組んで笑ってる写真も入っていて、それをお気に入りフォルダにいれたのは、私だけの秘密だ