鬼滅の刃リクエスト
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義勇さんの腕の上に頭を預け、目が合わないように目を逸らす。
顔が赤くて恥ずかしいのにじ・・・と見つめられている気がする。
私は、何でこうなったのかわからず、先程までのことを思い返す。
血を吸い終わった私は、怪我をした義勇さんの右腕に包帯をまいた。
傷が思ったより浅く、ほっと胸を撫で下ろした。
きっと呼吸法を使って止血したのだろう。
そんなことを思っていると
「心配かけたな。」
といい頭を撫でられる。
「!いえ、傷が浅くてよかったです」
安心して笑うと、義勇さんも少し笑った気がした。
明日は蝶屋敷に行くのだろうし、早く寝なれければ行けないと思い、
「義勇さん、ゆっくり休んでくださいね。」
そう言った。
すると、義勇さんは分かりやすく眉を顰めた。
「?」
「一緒に寝るんじゃないのか」
「え?!」
思わず驚いて出た声に、自分も驚き口に手をあてる。
思ってもいなかった発言に顔が真っ赤になっていくのがわかる。
するとみるみるうちに眉が下がり、切なそうにしている義勇さんが目に入った。
「・・・〜っ・・・そんな切なそうな顔しないでください。」
そういうと自覚がないのか、義勇さんは首を傾げた。
いつも無表情にみえる義勇さんは、実は表情の変化が乏しいだけで、意外とわかりやすい顔をする。
それがずるい。
どういうつもりでそういうことを言っているのかわからない分タチが悪い。
すると、自分の布団を手に取ろうとし敷こうとしている義勇さんが目に入った。
私は血の気がひいた。
「!腕に怪我してるので私が、私が敷きます!」
身体が勝手に動き、義勇さんの布団を敷いた。
自分よりも少し大きい布団は重く、ふぅと一息ついてから、自分の布団を敷いた。
すると突然
「こっちにこい」
と義勇さんにしては珍しく強い物言いに驚いている暇はなく、抱きしめられいつの間にか義勇さんの布団の中にいた。
久しぶりに義勇さんの体温に触れただけで、恥ずかしいというのに、あまりに突然のことにびっくりしてしまい、身体が硬直して今に至る。
いつぶりだろうか、義勇さんに腕枕をしてもらうのは。
「・・・・・・名前」
名前を呼ばれ、義勇さんのほうをみれば、青色の瞳がこちらを見つめていた。
「・・・?」
「俺は、この数日間任務をこなした」
義勇さんが突拍子のないことを言う。
本当なら驚くとこなのだが、私は知っていた。
義勇さんは任務のあと、私の話を聞きたがることを。
話を聞きたがる時は、自分の話からの方が話しやすいと思っているのか、いつも突拍子なく、任務をこなした報告をしてくれる。
「ふふ、お互い忙しかったですね。義勇さん、ご無事で何よりです」
「ああ・・・。名前は危ない目には合わなかったか。」
義勇さんが優しく頭を撫でる。
「はい。この前義勇さんに教えていただいたように、重心を前方にかけて動くよう教えていただいたおかげで、とても身軽に動けました。」
「・・・そうか」
「はい。あと、鬼を追っている最中に煉獄さんの担当地区に入ってしまったみたいで、助けていただきました。義勇さんによろしくと言ってました。・・・ふふ、煉獄さんって面白い方ですね。」
「・・・・・・」
私の頭の下に置かれてる義勇さんの腕が、静かに動き、私を抱きしめた。
「・・・・・・??あの・・・義勇さん・・・?」
「・・・・・・」
義勇さんは、下を向いた私の顎を捉えてから、黙ったままキスをした。
「・・・ん」
角度を変えて何度も何度もキスをした
長い長いキスだった。
「・・・はあ」
そのまま抱きしめられ、義勇さんに全身を包まれて身体が熱くなる。
義勇さんは、何も言わず、私を抱きしめたり、キスをするから少し恥ずかしい。
義勇さんの甘い匂いが鼻腔をくすぐり、心臓の音が大きくなるのがわかる。
ぎゅうううと強く抱きしめられて苦しくて顔をあげれば
私が噛み付いた時にできた痕が目に入った。
「・・・・・・!」
それは誰が見てもわかるほど、くっきりと痕が残っていた。
いつもは痕が残らないよう場所も見えない場所を選んで、少しずつ少しずつ吸うのだけれど。
今日は余裕がなく、場所もなにも考えず一気に吸ってしまって、隊服を着ていても見える位置に痕が残ってしまっていた。
それにその痕はまるでー・・・
「名前・・・」
「!はい・・・!」
自分が思った以上に黙っていた時間が長かったらしく、義勇さんに呼ばれてビクリとする。
「・・・何か嫌なことをしてしまったならすまない」
大きく開かれた私の瞼に、柔らかく義勇さんの唇が触れる。
「!ぎ、義勇さん、謝らないでください。ち、違うんです・・・」
「・・・?」
私が黙り込んでいたから怒っていると誤解していたのだろうか、義勇さんが落ち込んでいる。
「ここ・・・」
私はそっと、義勇さんの首筋にある噛み跡を触った。
「痛くはないのですか・・・。私、今日とても血を吸ってしまったからか、いつもと違って内出血をしていて・・・」
「・・・?そうなのか・・・?」
「・・・それに、いつもより上を吸ってしまったので、隊服をきていても見えるかもしれなくて・・・」
思わず口ごもってしまう。"キスマーク"のように見えるなんて恥ずかしくてとってもじゃないけど、言えない。
「っ・・・」
「名前」
義勇さんが私の頬に優しく触れ、そのまま優しく唇が触れる。
「・・・!」
そのままおでこ、鼻、頬に義勇さんの優しく唇が触れ、最後は唇にたどり着く。
「義勇さん・・・?」
唇から離れれば、そのまま首筋に唇をあてられる。
「ん・・・義勇、さん?」
「名前、少し痛むぞ」
「え・・・?」
何ですかと聞こうとした矢先、首筋にピリッと弱い痛みが走った。
「っ・・・?!ぎ、義勇さんっ・・・?!な、なにを・・・」
「・・・これで問題ない」
「・・・なにが問題ないんですか・・・。」
何が起きたのかも何が問題ないのかもわからず、私は首筋を触った。
そんな私の頬に義勇さんは優しく撫でて、何度も何度も唇を重ね、二人の時間を過ごした。
「夜が明けたら念の為、蝶屋敷へ向かう。心配かけてすまない。」
そう言って、義勇さんは私の頬を撫でた。
「はい、私もご一緒します。」
私が笑ってそう言えば、義勇さんはこくりと頷き、2人で眠った。
次の日の朝、準備しようと鏡台に向き合うと、首にくっきりと正真正銘の"キスマーク"がついており、義勇さんに聞けば、これで安心だと思ったとわけのわからないことを言われ、おしろいで隠したことは言うまでもない。
顔が赤くて恥ずかしいのにじ・・・と見つめられている気がする。
私は、何でこうなったのかわからず、先程までのことを思い返す。
血を吸い終わった私は、怪我をした義勇さんの右腕に包帯をまいた。
傷が思ったより浅く、ほっと胸を撫で下ろした。
きっと呼吸法を使って止血したのだろう。
そんなことを思っていると
「心配かけたな。」
といい頭を撫でられる。
「!いえ、傷が浅くてよかったです」
安心して笑うと、義勇さんも少し笑った気がした。
明日は蝶屋敷に行くのだろうし、早く寝なれければ行けないと思い、
「義勇さん、ゆっくり休んでくださいね。」
そう言った。
すると、義勇さんは分かりやすく眉を顰めた。
「?」
「一緒に寝るんじゃないのか」
「え?!」
思わず驚いて出た声に、自分も驚き口に手をあてる。
思ってもいなかった発言に顔が真っ赤になっていくのがわかる。
するとみるみるうちに眉が下がり、切なそうにしている義勇さんが目に入った。
「・・・〜っ・・・そんな切なそうな顔しないでください。」
そういうと自覚がないのか、義勇さんは首を傾げた。
いつも無表情にみえる義勇さんは、実は表情の変化が乏しいだけで、意外とわかりやすい顔をする。
それがずるい。
どういうつもりでそういうことを言っているのかわからない分タチが悪い。
すると、自分の布団を手に取ろうとし敷こうとしている義勇さんが目に入った。
私は血の気がひいた。
「!腕に怪我してるので私が、私が敷きます!」
身体が勝手に動き、義勇さんの布団を敷いた。
自分よりも少し大きい布団は重く、ふぅと一息ついてから、自分の布団を敷いた。
すると突然
「こっちにこい」
と義勇さんにしては珍しく強い物言いに驚いている暇はなく、抱きしめられいつの間にか義勇さんの布団の中にいた。
久しぶりに義勇さんの体温に触れただけで、恥ずかしいというのに、あまりに突然のことにびっくりしてしまい、身体が硬直して今に至る。
いつぶりだろうか、義勇さんに腕枕をしてもらうのは。
「・・・・・・名前」
名前を呼ばれ、義勇さんのほうをみれば、青色の瞳がこちらを見つめていた。
「・・・?」
「俺は、この数日間任務をこなした」
義勇さんが突拍子のないことを言う。
本当なら驚くとこなのだが、私は知っていた。
義勇さんは任務のあと、私の話を聞きたがることを。
話を聞きたがる時は、自分の話からの方が話しやすいと思っているのか、いつも突拍子なく、任務をこなした報告をしてくれる。
「ふふ、お互い忙しかったですね。義勇さん、ご無事で何よりです」
「ああ・・・。名前は危ない目には合わなかったか。」
義勇さんが優しく頭を撫でる。
「はい。この前義勇さんに教えていただいたように、重心を前方にかけて動くよう教えていただいたおかげで、とても身軽に動けました。」
「・・・そうか」
「はい。あと、鬼を追っている最中に煉獄さんの担当地区に入ってしまったみたいで、助けていただきました。義勇さんによろしくと言ってました。・・・ふふ、煉獄さんって面白い方ですね。」
「・・・・・・」
私の頭の下に置かれてる義勇さんの腕が、静かに動き、私を抱きしめた。
「・・・・・・??あの・・・義勇さん・・・?」
「・・・・・・」
義勇さんは、下を向いた私の顎を捉えてから、黙ったままキスをした。
「・・・ん」
角度を変えて何度も何度もキスをした
長い長いキスだった。
「・・・はあ」
そのまま抱きしめられ、義勇さんに全身を包まれて身体が熱くなる。
義勇さんは、何も言わず、私を抱きしめたり、キスをするから少し恥ずかしい。
義勇さんの甘い匂いが鼻腔をくすぐり、心臓の音が大きくなるのがわかる。
ぎゅうううと強く抱きしめられて苦しくて顔をあげれば
私が噛み付いた時にできた痕が目に入った。
「・・・・・・!」
それは誰が見てもわかるほど、くっきりと痕が残っていた。
いつもは痕が残らないよう場所も見えない場所を選んで、少しずつ少しずつ吸うのだけれど。
今日は余裕がなく、場所もなにも考えず一気に吸ってしまって、隊服を着ていても見える位置に痕が残ってしまっていた。
それにその痕はまるでー・・・
「名前・・・」
「!はい・・・!」
自分が思った以上に黙っていた時間が長かったらしく、義勇さんに呼ばれてビクリとする。
「・・・何か嫌なことをしてしまったならすまない」
大きく開かれた私の瞼に、柔らかく義勇さんの唇が触れる。
「!ぎ、義勇さん、謝らないでください。ち、違うんです・・・」
「・・・?」
私が黙り込んでいたから怒っていると誤解していたのだろうか、義勇さんが落ち込んでいる。
「ここ・・・」
私はそっと、義勇さんの首筋にある噛み跡を触った。
「痛くはないのですか・・・。私、今日とても血を吸ってしまったからか、いつもと違って内出血をしていて・・・」
「・・・?そうなのか・・・?」
「・・・それに、いつもより上を吸ってしまったので、隊服をきていても見えるかもしれなくて・・・」
思わず口ごもってしまう。"キスマーク"のように見えるなんて恥ずかしくてとってもじゃないけど、言えない。
「っ・・・」
「名前」
義勇さんが私の頬に優しく触れ、そのまま優しく唇が触れる。
「・・・!」
そのままおでこ、鼻、頬に義勇さんの優しく唇が触れ、最後は唇にたどり着く。
「義勇さん・・・?」
唇から離れれば、そのまま首筋に唇をあてられる。
「ん・・・義勇、さん?」
「名前、少し痛むぞ」
「え・・・?」
何ですかと聞こうとした矢先、首筋にピリッと弱い痛みが走った。
「っ・・・?!ぎ、義勇さんっ・・・?!な、なにを・・・」
「・・・これで問題ない」
「・・・なにが問題ないんですか・・・。」
何が起きたのかも何が問題ないのかもわからず、私は首筋を触った。
そんな私の頬に義勇さんは優しく撫でて、何度も何度も唇を重ね、二人の時間を過ごした。
「夜が明けたら念の為、蝶屋敷へ向かう。心配かけてすまない。」
そう言って、義勇さんは私の頬を撫でた。
「はい、私もご一緒します。」
私が笑ってそう言えば、義勇さんはこくりと頷き、2人で眠った。
次の日の朝、準備しようと鏡台に向き合うと、首にくっきりと正真正銘の"キスマーク"がついており、義勇さんに聞けば、これで安心だと思ったとわけのわからないことを言われ、おしろいで隠したことは言うまでもない。