ケンカ
名前変更
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「よう。これから当番か?」
「はい!それより、お二人でどうされて……」
「…充希。僕に何か言わないといけないことあるだろう?」
「おい、伊作!」
「え?」
いつもの優しい表情の伊作先輩ではなく、なんか怒ってる様子の伊作先輩が私を見下ろす。
「今日、実技で足ケガしたって聞いたけど」
「あ……それですか……大丈夫ですよ!足を軽く痛めただけですし、ちゃんと痛めたところを冷やして応急処置しましたから」
誰からと思ったら、きっと三木ヱ門と守一郎が言ったんだろう。
あの二人、結構優しいし思いやりもいいから
「そんな問題じゃないだろ!」
ビクッ
「前々から言っていたはずだよ?ケガした時や体調が悪い時は必ず医務室に来るようにって、それなのになんで言い付けを守らないの」
「え、だって………予算だって少ないし包帯ただって数少ないから保健委員の私が使うわけにも……」
「ケガ人に自分が保健委員だからって関係ないだろう!」
「おい、伊作!」
興奮する伊作を宥めようと留三郎先輩が割り込む。