俺たちの可愛い後輩
名前変更
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「どうせなら、食べ終える姿も見たかったなぁ~」
三郎がつまんなそうにして腕組みする。
「御馳走様する姿もまた可愛かったことだろう……」
「はぁ……アンタ達、充希ちゃんのこと構うのは良いけれど…度が過ぎないようにね」
おばちゃんは食器を洗いに調理場に戻った。
「せんぱ~い、まだ食べていらっしゃるんですか?」
ひょこっと顔を出した人物に彼らはビクッと体を反応させて、声がした方へ一斉に振り向いた。
「え!充希ちゃん!?いつの間にそこにいたの?」
「とっくに食堂を出たと思ったのに」
充希がいるときといないときの彼らの様子が違い過ぎて、おばちゃんも苦笑いをしながら食器の片付けをして『ほら、早く食べちゃいなさい。お皿洗うから』と声をかけるのだった。
「さぁ、これからどうしようか?」
八左衛門が楽しそうに話す前で、三郎と雷蔵に左右の手を繋がれ、高い高いされながら歩いている。