俺たちの可愛い後輩
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「…うっとり」
「勘右衛門、行儀悪いから………でも、その気持ち分かるよ」
注意した不破雷蔵もある忍たまを見て微笑ましくしている。
「美味しそうに食べてる姿が、なんとまあ可愛い可愛い」
「小さなお手手でパンをちぎって食べてるよ」
五年生の彼らは一年は組の女の子の充希をうっとりした目で見つめている。
「アンタ達!」
「うわっ!……お、おばちゃん!」
うっとりしている五年生たちに食堂のおばちゃんが呆れたように声をかけられた。
「いつまでそうしているつもり?早く食べないと、お昼終わっちゃうでしょ?お残しは……許しまへんで~」
「あ!気付けば、俺達だけじゃないか!」
「え、でも、充希ちゃんだって……あ!いない!?」
「え、いつの間に!?」
さっきまで他の忍たま達が食べて賑やかだったのが、今じゃ五年生の彼らだけになっていた。
まして、充希も食堂おばちゃんが声をかけられて気を取られている間にいなくなっていた。
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