四年生の扱いが上手い
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「あ、そういえば充希って体が弱いんだっけ?」
守一郎さんの質問に『はい』と答える。
「安静にしてなくてもいいの?」
「大丈夫ですよー!今日は調子が良いから、保健委員会委員長の善法寺伊作先輩も遊んでも大丈夫って許可もらいましたから」
私は生まれつき体が弱いから、こんな体で忍術の勉強なんてもってのほかだって両親から、反対されていた。
でも、だからこそ好きなことをさせてほしいってお願いしたら、無茶しないことを条件に忍術学園に入学することを許してもらったんだ。
「そうか。だからと言ってあまりはしゃぎ過ぎるのではないぞ」
「そうだな。心臓発作を起こしては大変だからな」
「ありがとうございます!」
何もすることがないと言う四年生は、私の相手をしようと私を連れて日陰であやとりやオヤジギャグ、髪結い、それぞれの得意技を披露してくれたりで
楽しい1日を過ごさせてもらった。
「あ、もう夕刻だ」
「充希、もうそろそろ………「あ、お迎えが来たみたいだよ?」」
滝夜叉丸先輩の言葉を遮るようにタカ丸さんが、指を指した方向を見れば、善法寺伊作先輩がこちらにいらっしゃるところだった。