自惚れ体質の先輩
名前変更
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「………それでだ、充希は私の第四番目のファンクラブのメンバーとしてだな」
「……は?あの、滝夜叉丸先輩?」
「ん?なんだ?充希」
「私がいつ貴方のファンメンバーになったんですか?」
いつのまにか私をファンメンバーに入れられていることに心底驚いた。
しかも、第四番目??
「それにです。第四番目というのは?」
「あー、それは乱きりしんのことだ!第一番、第二番、第三番というわけなのだ」
……きっと、これも勝手にファンメンバーにさせられてるんだろうな……乱太郎、きり丸、しんべヱ…かわいそうに
「ふん、何が滝夜叉丸のファンメンバーだ」
そこへいつも顔を合わせれば喧嘩をしているであろう仲の悪いライバル同士の田村三木ヱ門先輩が呆れた口調で言葉を挟んだ。
「なんだ、三木ヱ門。そうか、お前は私のことが羨ましいのだな」
この人はどんなに悪口を言われても嫌味を言われても決してマイナスなことは考えない、逆にプラスになる考えに切り替えて褒め言葉として捉えている。