私が気になる男の子は学園のアイドル
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「………」
昼休み、私は一人くの一教室で窓からある忍たまを見つめていた。
『ファイヤーー!』
ズドォォォォン
「充希先輩、何をされているのですか?」
「あら、ユキちゃん」
そこへ後輩のユキちゃんが首を傾げながらやって来て、私が見つめている目線を追った。
「………田村先輩ですか?」
「えぇ、そうよ」
ユキちゃんは、ちょっと引き気味な顔をしながら、チラッと田村くんを見たあとに私に向き直った。
「あの……充希先輩は田村先輩のことが好きなんですよね?」
「ん?……ふふ、そうね。片想いだけど」
ちょっと切なそうに眉を八の字にさせて答えた。
「……田村先輩の何処が好きなんですか?」
「…ユキちゃんは、田村くんのことはどう思ってるの?」
質問を質問で返したけれど、ユキちゃんは『うーん』と唸り声を出して返事に困ってるようだ。