自惚れ体質の先輩
名前変更
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「やぁ、充希ちゃんは一人でなにしてるの?」
タカ丸さんが手を上げて『おいで』と誘われて、私も輪に入った。
「あ、同室の孫兵が毒蛇のジュンコと散歩に出掛けて暇なので、暇潰しに散歩を」
「散歩に散歩……?ぶっ、あはははっ」
浜守一郎さんが何がおかしかったのかいきなり大笑いしてしまった。
「………守一郎」
「おやまあ……」
そういえば、浜守一郎さんて笑いの沸点がかなり低いんだっけ?
「おーいっ!私の話を聞くんじゃなかったのか!」
それまで黙っていた滝夜叉丸先輩が頭に怒りマークを付けて怒鳴られた。
「別に聞くとも言ってませんけど……」
「なんだと?!」
「い、いえ!なんでもありません!それで、何を悩んでいらっしゃるのですか」
戦輪が飛んできては困るので、私は仕方なく滝夜叉丸先輩の長くなるだろう話を聞くことにした。