イタズラは程々に
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「うん。そうだね。充希がいなくなっちゃったら僕達悲しいよ」
「三木ヱ門も言った通りに、お前ぎいなくなって悲しい思いをする者が大勢いる」
「そのことを常に頭の中に入れておけ」
潮江先輩と立花先輩にもそう言われて、私は涙を流しながら『はい』と答えた。
「ありがとうございます………じゃあ、これからもイタズラしちゃってもいいってことですね!」
「「「だあっ!!」」」
全員がひっくり返った。
「それとこれとは別だ!!」
「もうイタズラは厳禁!!」
全員が揃いに揃って大声を上げた。
あれから、忍術学園に戻るなり下級生や同級生達に心配されて暫くは離してもらえないのだった。
「あ!田村せんぱーい!」
「ん?………うわっ!?」
向こうの方で石火矢のユリコちゃんを連れた田村先輩を見つけるなり駆け寄って田村先輩の腕にしがみついた。
「先輩、これからユリコちゃんと散歩ですか?」
「あぁ。そうだが……それより、早く離れろ!む、胸が当たってる!」
田村先輩は顔を赤く染めて離れようとするのを見て、ニヤリと笑ってよりしがみつく。
「あ、田村先輩照れちゃってます?」
「なっ、そ、そんなわけないだろ!早く離れろ……!」