彼の素質
名前変更
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『はじめまして~』
『はじめまして!』
個室のある居酒屋で目の前には5人のイケメン揃いの男性が並んでいる。
知り合いではない。
なら、何故一緒にいるのか……それは、今私達は合コンをしてるのだ。……"合コン"だ
『じゃあ、どっちから自己紹介しちゃおうか?』
『僕達からでいいんじゃない~?』
……マイペースな人
灰色の髪で癖っ毛な男の子はのんびりとした口調で話す。
『それもそうだな。では、代表をきってこの私から『何が代表きってだ!!かっこつけるな!まずはこの私が一番先だろう!』……何を言う!三木ヱ門!お前は引っ込んでいろ!』
二人が言い争いをしているうちに、残りの三人は慣れた手つきで自己紹介していった。
『……もう、いつまで喧嘩してるのさ』
『もう、滝夜叉丸と三木ヱ門以外は自己紹介済んじゃったよね~』
『『なにっ?!』』
綾部喜八郎くんの一言にハッとする二人
『もう滝夜叉丸から自己紹介してってよ』
『むっ。…まあ、いいだろう。私は平滝夜叉丸!○○大出身の成績優秀な容姿端麗……グダグダ』
……す、凄い
『ね、ねぇ……この人、世に言うナルシストじゃない?』
『そ、そうよね……私、ナルシストな男苦手~』
友達二人は滝夜叉丸さんにドン引きしていた。
『私、田村三木ヱ門!○○大に通っている成績優秀の○○大のアイドルだよ!』
『あ、アイドル?!』
私は、その一言に驚いて思わず大きな声を出してしまった。
『ん?なに?』
『あ、いえ………確かにアイドルみたいに可愛い顔してますね』
『え、か、可愛い……?』
田村くんはキョトンとした顔で私を見ている。
『あ、えっと…………』
『あはは!この子人見知りしちゃうんだよね!』
『そうそう。純粋な子だからイジメちゃダメですよ!』
と友達がフォローしてくれました……。
『あはは。可愛いねぇ!男慣れしてなさそうだし』
とへにゃっと笑う斉藤さん
『そう!男性経験なしの新品!』
新品て………
『もう!商品扱いはしないでよ~!フォローになってないんだからね?!』
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