壊れた学園
名前変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『はは……』
『じゃ、次はうどん先輩』
『…え、俺だけ名前で呼んでくれないの?』
『……………』
黙って見下ろせば尾浜先輩はオドオドして『なんでもないです!』と慌てた声をあげる。
『……クス。尾浜先輩』
『…え?ぶふっ……』
同じく語尾にハートマーク付けてから油断したところをビンタしてやった。
『……油断したところをいかれたか』
鉢屋先輩
『じゃ、次は竹谷先輩』
『お、おう!』
竹谷先輩はぎゅっと目を閉じる。
バシンッ
『っつー……』
『竹谷先輩、これで終わりだと思わないでください』
『えっ?』
『竹谷先輩は孫兵やジュンコの仮があります』
『ぐっ……わかった!やってくれ!』
男らしく決める竹谷先輩にもう二発のビンタ
それから、四年生に周り最後に田村先輩
『……容赦はいらない』
ときゅっと目を閉じる田村先輩
田村先輩にやられたことは……他の誰よりも辛かった…。
好きな人であんな天女に騙されてしまって……
『……田村先輩はアホです。あんな何処の馬の骨かも分からない尻軽女なんかに必死になるなんて』
『………』
『まして自分の愛して止まないユリコ達を手放すなんて……正直見損ないました』
『………』
『私に水を被せたり殴ったり……私を見下ろす田村先輩の顔が……尊い…』
『…………え?』
私の思いもよらない言葉に皆の目が丸くなった。
『あの見下ろした時の冷酷な表情と髪を乱暴に掴んだ時に顔を近付けたときの行動がまたたまらなくキュンときて……日頃見せない顔みたいな……』
『いやいやいやいやいやいや!ちょっと待って?充希ちゃん…なんか途中から別物になってない?』
とみんなの代わりに善法寺伊作先輩が突っ込む。
『いや、もう……ごめん……Sっ気な田村先輩美味しかったです…はぁ』
『いや、おい……それ、言われたら恥ずかしいんだけど?!』