兄妹以上恋人未満
名前変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
私の名前は田村充希
苗字を聞いて聞き覚えがあると思うけど、そう…私は四年生の田村三木ヱ門の妹なんです。
私はお兄ちゃんが大好きでよく小さい頃からお兄ちゃんにベッタリでよく構ってもらっていた。
そんな私にお兄ちゃんもベッタリで溺愛していることは分かっていた。
ずっと一緒にいたのにある日にお兄ちゃんは、『忍者になりたい!』と言い出し、お兄ちゃんが10歳になった時、家を出て忍術学園へ入学した。
それからは、お兄ちゃんがいない日々を寂しく思いながら過ごしてきた。春休み等で時折帰ってきたお兄ちゃんにいっぱい遊んでもらったしぎゅってした。
時が過ぎ私が12歳、お兄ちゃんが13歳になって、帰ってきたお兄ちゃんの体格が逞しくなった。
お兄ちゃんに忍術学園の話をいっぱい聞いて、忍者とはいったい何かどんな物かを聞いたら、私も忍者になりたいと思った。
そして、お兄ちゃんがまた忍術学園に帰ったあと
『…ねぇ、母上』
『なぁに?』
『…私も忍術学園に通いたい』
『え?』
私は静かに母上にそう言った。
『お兄ちゃんの話聞いて、私もお兄ちゃんになりたいって思ったの』
『……充希』
『お兄ちゃんの影響ではあるけど、女の子だってくノ一として忍者してる人だっているのよ。だから、お願い母上!』
ザ・うるうる攻撃で母上に頼んだ。