幼馴染みという縛り
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僕と充希は幼馴染みという関係だけで、それ以下でも以上でもない。
でも、僕は密かに彼女のことを好いている。告白なんて……関係が壊れてしまうのが恐ろしくて出来ない。
……これが、幼馴染みの縛り
好きでいるのは勝手だけど、告白して成功すればいいせど…もし、フられたら?
これまでの関係のままでいられるのかな…?
まあ、充希の性格から考えたらいつも通りに接してくれるだろう。
でも、それでもほんのりと伝わる前と違う関係の匂いが……
僕は、そのせいで先に進めずイライラして穴を掘っては、解消していた。
『……あ、明日からくノ一教室で房中術の練習授業があるんだ……』
テンションが下がった声で聞き捨てならない事を言う彼女に、僕はピクッと反応し動かしていた手が止まった。
『相手探しはご自由にだって……やだなぁ』
と充希はため息を漏らして去って行った。
何のために呟いたのかは知らない。もう、どうでもいいよ。
それより、充希が僕じゃない男とヤるなんて……許せないし嫌だ。