幼馴染みという縛り
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僕は何も考えずただ好きな穴掘りをしているのが日課。
もう四年生で思春期真っ最中な年頃ではある。でも、女の子とか興味はない。
だからと男なら誰でもある"あれ"がないわけじゃないから、僕はうんざりしながらも毎朝一人で抜くわけだけど
そんな僕にたった一人の幼馴染みがいる。
『喜八郎、珍しく穴掘りから休憩か』
落ち着いた雰囲気を纏いクールな表情で声をかけてくる女の子は僕の幼馴染みの充希
『うん。喉が渇いたから……でも、直ぐに続きするけどね』
充希は他の女の子みたいにキャーキャー煩くないし、着飾ったりしない。他の女の子とは違い大人って感じだ。
『ふふ。また、そんなに掘ってたら六年は組の用具委員会委員長の食満先輩に怒鳴られちゃうよ?』
おかしそうに笑いながら僕が掘る姿を見つめる。止める気は更々ない感じだ。
『……とか、言っちゃってるけど止める気はないよね』
『止めはしないけど、程々にねって注意はしておくよ』
ははっと笑う充希に僕は少し笑う。