儚い恋が確かな恋となる
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「お、おい……なにをする気だ…?」
怯えている彼氏に近付きガラス製のお皿を持った手を大きく振りかざした。
「……大丈夫よ。痛みなんて……直ぐに消えちゃうから」
私の宝物を壊した罰は重いのよ?後悔してね……あの世で
ブレスレットを壊されたことで我慢の種が爆発した。
「ま、待て………待ってくれ……!」
「バイバイ………っ!?」
私は彼氏の頭を目掛けてお皿を振り下ろそうとすれば、その手を誰かが止めるように掴んだ。
「おっと………この美しい滝夜叉丸の目の前で似つかわしくない場面に直面するところだった」
「た、滝夜叉丸……どうして……」
今日は委員会で学校にいるはずの滝夜叉丸が、私の部屋にいてチラッと私を見たあと、床に落ちているブレスレットに目を向けた。
「委員会は終わってな。今日は充希の誕生日だからケーキも買ってきたのだ」
ケーキの箱が入った袋をテーブルに置いて、力無くして持ってたお皿を取り上げる。