儚い恋が確かな恋となる
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その顔が気に入らないって顔をしている。
「それ幾らのやつ?」
「確か1万ぐらいしたやつよ。それがどうしたの?」
やたら金額のこと気にする彼氏がブレスレットの価値を知ると鼻で笑った。
「なんだ、たったそんなぽっちかよ」
「…なにが可笑しいの」
「やーっぱ、あいつにはそれぐらいが限界だよな~!貧乏は貧乏なりってやつだろ」
こいつはなんで、そんなに滝夜叉丸のことが嫌いなの?貧乏だとバカにしてるこいつの方がよっぽど大バカでしょ
こんなクズ男に侮辱され………いや、悪いのは私。
早くこんな男と別れを切り出してさっさと別れていれば、影でこんな風にバカにされることもなかった。
「………人に贈るプレゼントの価値はお金で決まるものじゃないよ」
「はぁ?そんなことねーだろ?高ければ高いほど女は喜ぶだろうが」
それは、貴方の周りにはお金にしか興味ない女の子しかいないからよ
「私は、金の価値しかない贈り物なんかより気持ちがある方が嬉しいけどね」