儚い恋が確かな恋となる
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「……なぁ、今日お前ん家に行っても良いだろう?」
あれから、数時間が経って下校中……彼氏と一緒に帰っていれば、彼氏から突然の家に行きたいと言われた私は、『また突然……』と眉を寄せる。
「お前に話があるんだよ」
「あっそ」
拒否をしても無理矢理家に来られるから、私は渋々彼氏を連れて家に向かった。
「……お前の親は?いないのか?」
部屋までのあいだ、母の姿を見なかったことで彼氏が尋ねてきた。
「えぇ。昨日から仕事の出張でいない」
「ふーん……それで、お前の腕に付けてるブレスレット…誰に貰った?今朝は付けてなかったよな」
本当の用はそれらしい。左腕に付けているブレスレットを見て不機嫌そうにする彼氏。
「誕生日プレゼントに貰った」
「誰」
「滝夜叉丸」
誰だっていいでしょ。本当にこういうのウザイ
誕生日にプレゼント貰うことは全国共通してると思うし、別に異性からのプレゼントって普通にある。
だが、この男はそれすら許さないようだ。