儚い恋が確かな恋となる
名前変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「………自分の誕生日ぐらい忘れるな」
「へへっ。中身見てもいい?」
「あぁ。この私が選んだものだからな!気に入らないわけがない!」
自信満々に言う滝夜叉丸に『気に入らなかったらどうするのよ』と笑いながら、中身を開けていく。
きっと、大きさとかを見ると指輪かアクセサリー系のものだろう。
「………あ」
中身を開ければ、ピンクシルバー素材の大小ハートとキュービックジルコニアが交互に並んだ大人かわいいデザインでキュービックジルコニアと2連のチェーンのブレスレットだった。
「どうだ?気に入ったか?」
「…可愛い!…あれ、これって確か4℃ジュエリーのなんじゃ……」
この素材は見たことがあった。彼氏と付き合う前に、滝夜叉丸と買い物をしていた時に有名ブランドのアクセサリーショップに立ち寄って、このブレスレットを見つけた。
あの時、私が『これ可愛い~』って一目惚れしちゃってた。でも、値段が1万円もすることで諦めたのだ。