儚い恋が確かな恋となる
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と、私は心のなかでタカ丸さんに突っ込む。
「普通なら……思うでしょうね。……あ、ごめん!私、ちょっと職員室に行くからここでね!」
「あ、うん!いってら~!」
充希が食べ終わった弁当を片付けてから、私達に手を振って行った。
「………やっぱり、充希……お金持ち彼氏のこと好きじゃないよね~」
「態度からしてそうだよな」
「滝夜叉丸、fight!」
「……………」
何故か、私はみんなから自分の恋愛を応援されるのであった。
(充希side)
翌日には、私の彼氏は普通に学校に登校してきた。
そこから、昨日は何してたのかとか色々質問攻めにあい鬱陶しかったが、適当に受け答えした。
そのお昼過ぎ、彼氏とは別れたあとのこと
「あ、充希」
「ん?滝夜叉丸…どうしたの?」
滝夜叉丸が妙に辺りを見渡しながら、私の真ん前で立ち止まった。
…きっと、私の彼氏のことで気を遣っているのだろう。
「あぁ、充希に誕生日プレゼントをと思ってだな」
「え?」
可愛いピンクの小さな袋にリボンでラッピングされたプレゼントを差し出されたので、それを受け取る。
「今日はお前の誕生日だろう」
「あ、そーだ!今日は私の誕生日だっけ」