儚い恋が確かな恋となる
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「今日はバイトあるの?」
「あぁ、コンビニの方でな」
「そっか。チャンネルは?」
「あぁ、もちろんやるぞ。…なんだ?そんなに私のチャンネルが更新されるのが楽しみなのか?」
嬉しそうにする滝夜叉丸に『美容チャンネルだったのに時短レシピとかお弁当動画のが人気のやつ』と言えば、滝夜叉丸はキーっとなった。
「だまらっしゃい!……それより、そんなに私のチャンネルが楽しみなら登録したまえ」
「……時既に登録してあげてるわよ」
滝夜叉丸はYouTuberしていて、登録者数が100人超えの有名人と言ってもいいだろう。美容チャンネルではあるが、滝夜叉丸は料理が上手く時短レシピを上げたことから、美容よりも人気になってしまった。
私は良いことだとは思うが本人は複雑らしい。
「充希!」
「…………あー」
大きな声で呼ばれて私は一気に落胆した。
見なくてもその声の主が誰なのかは分かっていたからだ。