デレデレな四年生
名前変更
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「………どう?」
「「「「……………う、上手い!」」」」
滝夜叉丸達の目がキラキラ輝いている。
「ありがとう~!滝くんも三木くんもきーちゃんもタカ丸さんもカッコいいから描くの凄く難しかったけど、気に入ってもらえて良かった!」
ニッコリと笑って滝夜叉丸達を見たら、みんな鼻から血が出て今にも倒れそうになっていた。
「え!?は、鼻血出てるよ!?みんな…大丈夫!?」
「だ、いじょうぶだ……これは、胸にキュンとハートの矢が刺さってしまっただけのことだ」
「言えばキュンときたんだけどね」
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「……充希、もう一回言ってくれないか?私達がカッコいいと」
滝夜叉丸が片足をついて額に手を添えながら頼む。
「ん?いいよ?……滝くんも三木くんもきーちゃんもタカ丸さんもカッコいいよ」
「「「「「ぐはっ…………」」」」
それぞれ崩れ落ちて鼻を押さえて何かブツブツ言っている。
「充希可愛い」
「あ、きーちゃん…!」
喜八郎が私を抱きしめる。それに気付いた滝夜叉丸達が『ズルい!』と皆も私に抱きしめられた。
それには少々困った私、抱きつく喜八郎に滝夜叉丸達は慌ててひっぺがし、もう絵描きどころではなくなった。……そして、私以外の四人は不合格になってしまったのでした。
2019.8.18(令和)