私が気になる男の子は学園のアイドル
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「………好きなのに」
ポタッ、ポタッ……
恋ってこんなにも切ないものなんだと思ったら、自然と涙が溢れた。
どうせ、誰もいない
だから、涙を拭って我慢することないんだ
「あれ、そこにいるのは………」
!!!?
後ろから聞き覚えのある声がして、私は驚いた衝動で涙を拭うのも忘れて振り返れば、そこには石火矢で練習していたはずの田村くんの姿があった。
「ど、どうして……こんなところに……」
ここはくの一教室の敷地で忍たまは禁制されているはず。
「あぁ、禁制なのは知ってるんだけど。いつもそこからくの一が私がユリコと練習しているの見てる子がいたから、今日こそは会ってみようと思ってね」
あ………
いつもここから田村くんを見てたから…
それよりも気付いていたことが何より嬉しかった。
「それで、なんでキミは泣いてるんだい?悲しいことでもあった?」