できあい
名前変更
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「……充希が気になるのか?」
「えっ!?」
「いつも伝七を見掛けるなり必ず声をかけてるだろう?」
「あ、はい……」
考えてることがバレてしまい気まずくなってしまった。
立花先輩には何でも見透かされてしまうから気が気ではない。
「少々、今回の任務は危険だそうだ」
「そうなんですか?」
「あぁ。油断大敵は絶対だ。……まあ、無事に戻って来ることを祈るしか出来ないが…。じゃあ、頼んだぞ」
「は、はい!」
そっか……危険な任務を今こなしてるんだ……
いつもニコニコしていて、見た目全然忍者らしくない充希先輩だけど、いざっていう時は表情が変わるから凄いし、オンとオフを切り替えて忍者しておられる。
「………どうかご無事で帰って来てください」
僕は、空を見上げてそう祈るのだった。
END
2019.6.30(令和)