できあい
名前変更
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そして、あれから食堂で昼食を摂ってから休み時間になり、僕はいつものように忍びの友を開いて勉強しながら歩いていた。
「…………あれ?」
歩きながら勉強していた僕は、ちょっとした違和感があった。
それは、いつもなら僕の名前を呼んでは必ず抱き上げる充希先輩の姿がないこと
「伝七、そこにいたのか」
「立花先輩、僕に何か用事でも?」
声をかけられたのは充希先輩…ではなく、六年生の僕と同じ作法委員会委員長の立花仙蔵先輩だった。
「あぁ。これから委員会で、今日は藤内と喜八郎が当番だったんだが、喜八郎が急遽任務で忍術学園を留守にしていてな」
「え?喜八郎先輩、任務に行かれたのですか?」
「あぁ。だから、藤内一人では終わらないから手伝いに行ってやってくれないか?」
「あ、はい。いいですけど……その、喜八郎先輩だけ任務にですか?」
「いや、四年生全員だ」
じゃあ、充希先輩も任務に行かれたんだ………
立花先輩の話を聞いて、姿を見せなかったのは任務に行かれていたのだと分かった。