僕の自慢の姉
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家を売り払った?
……じゃあ、母さんと父さんは僕を置き去りにして出て行ったの?
もう、それしかなかった。
「どうして……………っ」
「わっ!……で、伝七くん?!」
僕は、悔しさと悲しみでこの家を飛び出した。
信じたくない、でもこれが現実なんだ…。
母さんと父さんは僕を裏切って何処かへ行ってしまった。
「……なんで?」
なんで、僕を置いて行ったの?
僕……何か悪いことをしちゃったの?
分からない。何がいけなかったのか………
「これからどうしよう………」
あの家は売り払ったみたいだから、もう戻れない。
僕は何処に行けばいいんだろう?
「あ……お姉ちゃん」
そういえば、お姉ちゃんの引っ越し先の住所が書かれた紙返しそびれていたのを思い出した。
住所を見る限り電車で二駅ぐらいの場所だから、なんとか行けるかも!
僕はこれまで貰ったお小遣いは貯金していたから余裕はある。
「……よし!」
僕は駅に向かいお姉ちゃんがいるはずの○○駅へと移動するのだった。