未来から来た少女
名前変更
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『もう、とにかく連れて行こうよ!じゃないと、また新たな動物見つけて連れて来ちゃうよ!』
『そ、それもそうだな!』
というわけで、私はお兄さん達に連れられて忍術学園とか言う場所に連れて行かれたのだった。
『あ、おかえりなさい!……ん?あ、そうそう。これから集会だからそのまま校庭に集まるようにと学園長からです!』
ひょろっとしたような頼りのなさそうなお兄さん
『分かりました』
『戻ってきたか』
『遅かったじゃないか』
これまた、変な格好をした黒の服の男性がいるし、おじいちゃんもいるし、何より向かいにはカラフルなカラーの服を着た人達がいる。
『すみません。ちょっとしたトラブルがあったものですから』
『?そうか、とにかく六年生は並びなさい』
『『『『『『はい!』』』』』』
サッとお兄さん達はカラフルな服を着た子達の方へ一瞬で行ってしまった。
『あ、えーーっと……キミは、こっちに来て学園長の隣に並んでください』
『…………』
私は黙って、おじいちゃんの隣に並ぶ。
もちろん、山で見つけたリスやフェネックギツネを抱えながら
『………ゴホン。では、天女様、自己紹介を』
『……てんにょさまってなぁに?美味しい食べ物かなにか?』
『え、いや………そうではなくてだな……とりあえず、お嬢ちゃんは自己紹介をしなさい』
『………私は充希……この子達は…うーんと
……さっき山で拾った子だから名前はまだないの……こっちはエゾリス、この子は耳が大きいのが特徴であるフェネックギツネ』
と意気揚々に自己紹介している私に周りは呆然としているのに気付かない。
『………その動物達は飼うつもりですかな?』
『えぇ。可愛いでしょ?私、動物が好きなの……人間なんかよりもずーっと』
『…え?』
意味深に答える私に学園長は首を傾げている。
『…人間嫌いなのかしら?』
と美人なお姉さんが聞いてくる。