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二人だけの

11月28日・・・
今日は俺の誕生日。

「英二先輩!!お誕生日おめでとうっス!」
「ありがとぉ☆」
「へぇ、英二も今日で15歳かぁ」
「えへへっ」
「なにかほしいものはある?なんなら僕でもいいけどね(クス)」
「不二先輩より俺ですよね!!俺!!!」
「う~ん・・・」
「ちょっと桃、英二は僕のものなんだからね」
「そんなのいつきまったんスかぁ。」


二人が言い合いをしている間、英二は違うことを考えていた。


おチビ・・・俺の誕生日、覚えててくれたかなぁ・・・


「ちーっス」
「あっ、おチビ・・・」
「どうもっス。」


おチビはそう言うとそのままコートに行ってしまった。



「・・・やっぱり覚えてないんだ・・・」





そして放課後・・・



「はぁ・・・結局おチビに言ってもらえなかった・・・」


一番言ってもらいたい人なのに・・・





俺が帰り道トボトボあるいていると、前に人が立っていた。



「あっ、おチビ・・・」
「英二先輩、遅いっス。ずっと待ってたんスよ」
「うっ・・・おチビぃ~」
「誕生日おめでとう。英二・・」
「うれしいにゃ///おチビ忘れたのかと思った」
「バーカ、忘れるわけないじゃん」
「だって、じゃあなんで朝言ってくんなかったの?」
「・・・先輩達いたし、二人っきりの時に言いたかったから///」
「うぇ~ん、おチビぃ大好きっ///」
「俺も、大好きだよ」



そして二人はお互いの愛を確かめるように、キスをした。




ガサッ・・・



「くっ・・越前、僕の英二とっ」
「くそぉー越前のやつ見せつけやがっって」



なんと草のかげから不二と桃城が見ていた。



ガサッガサッ



「う?なんかそこ動いてるにゃ」

「・・ちょっと、そこでなにやってるんスか」



かなり怒り気味の越前


「「あっ・・・」」


「ふっ不二に桃~!!そこでなにやってるにゃ~///」
「許さないっス」



結局、二人のラブラブムードは台無し・・・



「でも、俺たちはずぅっとラブラブだよねっおチビぃ!!!」
「とーぜんっ!!!!」












「不二、どうしたんだ?」
「・・乾、頼みがあるんだ。」
「頼み・・・・?」
「ほ・・・惚れ薬、つくってくれないかな?」
「・・・!?惚れ薬!?」









END

2004.1.7
2024.7.7再
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