夏を楽しめ!キャンプ2日目
「着いたぞ牧場~!」
「広ーい!!」
車を駐車場に止めて、さっそく敷地内へと歩き出した。
中にはお土産屋さんやレストランなども数か所あり、なかなかに賑わっている。
「かなり広いみたいだね。まずはどこに行こうか」
スタッフからパンフレットを受け取った唯世はそれを見せながらみんなへ問いかけた。
「やっぱりまずは牛でしょ!牧場といえば!」
ややが元気よく答える。場所を確認してさっそく走り出す気満々だ。
「よっしゃ、行こうぜ」
空海の元気な掛け声によって2人は走り出した。他のメンバーも笑いながらそれを追いかける。柵に囲まれた広大な草原には沢山の牛が自由に過ごしていた。
そして近くの牛舎へと向かった。どうやら生まれてそう時が経っていない子牛にミルクをあげることができるようで、少々賑わっていた。子牛は何頭かいるようで、こはる達も体験をするために列に並んだ。
「お腹がいっぱいになってしまうので、2人1組でミルクをあげてくださいね~」
スタッフのお姉さんがそういって体験の補助をしている。そして、唯世とこはるの番が回ってきた。
子牛の口元へ大きめの哺乳瓶を持っていくと、勢いよく吸いだした。必死な顔がとてもかわいらしい。
「うわぁ、かわいい」
「ほんとね。とってもふわふわだわ」
こはるとティアラは子牛の愛らしさにメロメロになってしまった。
「こいつ、飲みながら僕の方を見ていないか・・・!?」
「そんなに近くで見られたら気になっちゃうんじゃないかな」
唯世とキセキも共に楽しんでいる。
初めての体験だったが、とても貴重な思い出になった。
牛舎を出た一行は、ふれあいコーナーへと向かった。
ヤギやアルパカ、うさぎにモルモットなど沢山の動物がいるようだ。
「私、アルパカに触るのはじめて!」
「僕も触るのは初めてだ。とってもふわふわだね」
こはると唯世はその感触にまたもメロメロになっている。あむに3ショットを数枚とってもらった。
「このうさぎ、りまちゃんに似てない?」
「確かにりまに似てる~!」
なぎひこの言葉にクスクスが同意して笑っている。なぎひこは膝の上に白いうさぎをのせて座っていた。彼の手に撫でられたうさぎは気持ちよさそうにくつろいでいる。
「なんで私なの。どこが似てるっていうのよ」
りまは軽く口を膨らませて怒っている。
「小さくてふわふわで、寂しがり屋なところ?」
「な・・・なにそれ」
なぎひこはニコニコと笑いながらりまに言った。りまはその言葉を聞いて顔を赤くしながら俯いてしまった。
「りま照れてる~」
「クスクス!うるさい」
動物との触れ合いを堪能した一行はレストランへと向かった。名物のソフトクリームとシフォンケーキを食べるためだ。
「何このソフトクリーム!おいしすぎる~」
あむがほほに手を当てて感激している。牧場しぼりたてのミルクを使ったソフトクリームは唯一無二のものでかなりおいしいようだ。しかしその側面からクリームが少しずつ垂れ始めていた。
するとイクトがすかさずその部分を舐めとった。
「お前、へたくそすぎ」
「ちょっと!なんで私の食べるの!ていうか前にもこんなことあったような」
そんなあむを見ておもしろそうにイクトは笑う。
その後もお土産を見て回り、場内を漏れなく楽しんだ。
「ねぇなぎひこ、この後はキャンプ場に戻るの?」
こはるがなぎひこへと問いかける。彼の中では完璧なプランが組まれているようで、すぐ次の目的地を教えてくれた。
「今日はバーベキューをする予定でしょ?近くに大きなスーパーがあるから買い出しに行こう」
牧場からキャンプ場に帰る途中、有名なご当地スーパーがあるようだ。ソフトクリームやシフォンケーキを食べたといっても、昼過ぎにはお腹が空き始めるであろう。買い出しをして帰ったころがちょうどそのころかもしれない。
「じゃあイクト、運転よろしくね」
「お前、すっかり俺を運転手として扱いだしたな」
あむの笑顔の指示を聞いてイクトは苦笑いしている。いつも1人で行動していたイクトだったが、たまにはこんなのも悪くないと思うのであった。
「広ーい!!」
車を駐車場に止めて、さっそく敷地内へと歩き出した。
中にはお土産屋さんやレストランなども数か所あり、なかなかに賑わっている。
「かなり広いみたいだね。まずはどこに行こうか」
スタッフからパンフレットを受け取った唯世はそれを見せながらみんなへ問いかけた。
「やっぱりまずは牛でしょ!牧場といえば!」
ややが元気よく答える。場所を確認してさっそく走り出す気満々だ。
「よっしゃ、行こうぜ」
空海の元気な掛け声によって2人は走り出した。他のメンバーも笑いながらそれを追いかける。柵に囲まれた広大な草原には沢山の牛が自由に過ごしていた。
そして近くの牛舎へと向かった。どうやら生まれてそう時が経っていない子牛にミルクをあげることができるようで、少々賑わっていた。子牛は何頭かいるようで、こはる達も体験をするために列に並んだ。
「お腹がいっぱいになってしまうので、2人1組でミルクをあげてくださいね~」
スタッフのお姉さんがそういって体験の補助をしている。そして、唯世とこはるの番が回ってきた。
子牛の口元へ大きめの哺乳瓶を持っていくと、勢いよく吸いだした。必死な顔がとてもかわいらしい。
「うわぁ、かわいい」
「ほんとね。とってもふわふわだわ」
こはるとティアラは子牛の愛らしさにメロメロになってしまった。
「こいつ、飲みながら僕の方を見ていないか・・・!?」
「そんなに近くで見られたら気になっちゃうんじゃないかな」
唯世とキセキも共に楽しんでいる。
初めての体験だったが、とても貴重な思い出になった。
牛舎を出た一行は、ふれあいコーナーへと向かった。
ヤギやアルパカ、うさぎにモルモットなど沢山の動物がいるようだ。
「私、アルパカに触るのはじめて!」
「僕も触るのは初めてだ。とってもふわふわだね」
こはると唯世はその感触にまたもメロメロになっている。あむに3ショットを数枚とってもらった。
「このうさぎ、りまちゃんに似てない?」
「確かにりまに似てる~!」
なぎひこの言葉にクスクスが同意して笑っている。なぎひこは膝の上に白いうさぎをのせて座っていた。彼の手に撫でられたうさぎは気持ちよさそうにくつろいでいる。
「なんで私なの。どこが似てるっていうのよ」
りまは軽く口を膨らませて怒っている。
「小さくてふわふわで、寂しがり屋なところ?」
「な・・・なにそれ」
なぎひこはニコニコと笑いながらりまに言った。りまはその言葉を聞いて顔を赤くしながら俯いてしまった。
「りま照れてる~」
「クスクス!うるさい」
動物との触れ合いを堪能した一行はレストランへと向かった。名物のソフトクリームとシフォンケーキを食べるためだ。
「何このソフトクリーム!おいしすぎる~」
あむがほほに手を当てて感激している。牧場しぼりたてのミルクを使ったソフトクリームは唯一無二のものでかなりおいしいようだ。しかしその側面からクリームが少しずつ垂れ始めていた。
するとイクトがすかさずその部分を舐めとった。
「お前、へたくそすぎ」
「ちょっと!なんで私の食べるの!ていうか前にもこんなことあったような」
そんなあむを見ておもしろそうにイクトは笑う。
その後もお土産を見て回り、場内を漏れなく楽しんだ。
「ねぇなぎひこ、この後はキャンプ場に戻るの?」
こはるがなぎひこへと問いかける。彼の中では完璧なプランが組まれているようで、すぐ次の目的地を教えてくれた。
「今日はバーベキューをする予定でしょ?近くに大きなスーパーがあるから買い出しに行こう」
牧場からキャンプ場に帰る途中、有名なご当地スーパーがあるようだ。ソフトクリームやシフォンケーキを食べたといっても、昼過ぎにはお腹が空き始めるであろう。買い出しをして帰ったころがちょうどそのころかもしれない。
「じゃあイクト、運転よろしくね」
「お前、すっかり俺を運転手として扱いだしたな」
あむの笑顔の指示を聞いてイクトは苦笑いしている。いつも1人で行動していたイクトだったが、たまにはこんなのも悪くないと思うのであった。